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『ハナタレナックス』特別編、『水どう』嬉野Dがナレーションで参加

 演劇ユニット・TEAM NACSのメンバー5人が唯一そろうHTB(北海道テレビ)のローカル番組『ハナタレナックス』(毎週木曜 深0:15)の4年連続4回目の全国放送『ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽』が2月4日(後1:55〜3:20)にテレビ朝日系で放送される。今回の舞台は、全国屈指の観光都市となった港町・小樽。森崎博之(46)、安田顕(44)、戸次重幸(44)、大泉洋(44)、音尾琢真(41)が、ゆるいからこそ面白いローカル番組のノリのまま、等身大の食旅を繰り広げる。しかも今回、ナレーションはHTBの人気バラエティー『水曜どうでしょう』の嬉野雅道ディレクター(D)が担当。東京に来ていた嬉野Dを直撃した。

2月4日放送、HTB・テレビ朝日系『ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽』ナレーションは『水曜どうでしょう』の嬉野雅道ディレクター (C)ORICON NewS inc.

2月4日放送、HTB・テレビ朝日系『ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽』ナレーションは『水曜どうでしょう』の嬉野雅道ディレクター (C)ORICON NewS inc.

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――『ハナタレナックス』の杉山順一プロデューサーから直々にナレーションの依頼があったそうですね。全国放送の番組ナレーションも初挑戦とのことですが…。

【嬉野】飛び道具として呼ばれたのかな? と思いました(笑)。HTBローカルの『巷のonちゃん』というミニ番組で語りをやっていますが、今回はTEAM NACSの言動を補足して進行するという役回りでしたので分量も多くて…。TEAM NACSのファンが僕のナレーションで満足していただけるかどうか。ロケVTRはとても面白く仕上がっていましたので最後まで見守っていただければと思います。

――『ハナタレ』と『水どう』のコラボですよ。ファンが喜ばないはずがない!

【嬉野】TEAM NACSのメンバーは東京(全国放送)のバラエティーにあまり出ないし、『ハナタレ』は北海道ローカルだから見たくてもなかなか見られない人も多い。ファンにとってはいつも飢餓感があるのかもしれないですね。

――味のあるうれしー節が聴けるなんて楽しみです。本を出版されたり、トークイベントに出演されたり、テレビ局のディレクターという枠を超えてご活躍の嬉野Dですが、人前でしゃべるのは昔から得意だったのですか?

【嬉野】嫌じゃなかったよね。子どもの頃から落語が好きだった、というのも影響しているかもしれない。普通にしゃべるのとは違う落語の語り口に憧れていました。でも小学生のキンキン声は落語に合わない。テープレコーダーに吹き込んでみたことがあったけど、自分の声に「なんだこれ?」って思った記憶がある。でもおっさんになると自然に声も野太くなって、自分の声にも納得できるようになってきたというもありますね。

――大泉洋さんも「トークの原点は落語を聞いていたから」とおっしゃっていたような…。落語は、好きな音楽を何度も聴きたくなるのと一緒で、話し方を好きになったら、知っている話でも何回も聞けると聞いたことがあります。大泉さんの「話し方」が好きというファンも多いみたいですし、『水どう』のDVDや再放送を繰り返し見て楽しめるのと通じるところがありそうですね。

【嬉野】『水どう』が、もう知っているのに何回でも見て楽しめると言ってもらえるのであれば、それは最初に決めていたものをなぞる旅ではなかったからではないかと、20年以上やってきて、そう思います。旅に出る前、ここでこうして、とある程度目星はつけて行くんだけど、だいたいそのとおりにならないんですよね(笑)。だから、予定していたことに執着しない。こっちの方が面白そうだな、と思った方に行くというスタンスで、「えっ? 何これ」みたいな素直な驚きをそのまま生かしてやってきたら、自然に面白くなっていった。誰かに指示されて、答えが見えているものをやらされていたんじゃ、楽しくない。たまたまぶち当たったものの中から面白いものを見つけていかないと。そういう現場の本気の盛り上がりが、視聴者にも伝わったのではないかと。そういう語り口を好きになってもらえたのかな、と思います。

 確実に面白くしないといけない、数字を取らないといけないという中でやっていくのは厳しいけど、ローカルだったからどこか自由な気分で気ままに作ることができたのも良かった。もともと半年で終わる予定の番組だったから期待なんてされていなかったし、半年経つ前に人気が出て、20年以上も続くなんてね。

――『ハナタレナックス』にもローカルならではの良さがあって、そこは全国放送向けの「EX(特別編)」でも損なわれていない。

【嬉野】TEAM NACSのような5人組を別にもう1セットと作ろうとしても、同じものは誰にも作れない。取り替えのきかない彼らの存在を大事にしていくのが一番だと思いましたね。今回の小樽は、『水どう』をはじめた頃はまだ問屋街が残っていた印象だったけど、今や全国屈指の観光地になっただけあって、おいしいお店が充実しているんだな、と札幌に住んでいる僕が見ても発見がありました。それでいて若鶏半身揚げが名物の「なると」のような老舗も健在で。観光ガイドとしてもいい番組になっていると思います。

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  • 2月4日放送、HTB・テレビ朝日系『ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽』ナレーションは『水曜どうでしょう』の嬉野雅道ディレクター (C)ORICON NewS inc.
  • 全国放送の番組のナレーションは今回が初挑戦 (C)ORICON NewS inc.
  • TEAM NACSの5人が小樽でグルメ旅(C)HTB
  • 2月4日放送、HTB・テレビ朝日系『ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽』(C)HTB
  • 2月4日放送、HTB・テレビ朝日系『ハナタレナックスEX(特別編)チームナックスとゆく 北海道美食めぐりの旅in小樽』(C)HTB

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