女優の小松菜奈と俳優の大泉洋がW主演で眉月じゅん氏の人気漫画を実写化する映画『恋は雨上がりのように』（5月25日公開）の新たな出演者が24日、発表された。

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　物語は、主人公の女子高生・あきら（17）が冴えないファミレス店長・近藤（45）に片想いをしてしまうところから始まる。2人の年の差は28歳。若さゆえにまっすぐ気持ちをぶつけていく、あきら。激しく動揺しその想いを正面から受け止めることが出来ない近藤。互いの出会いはやがて、自分自身、そして諦めていた夢と再び向き合う“人生の雨宿り”となり、徐々に勇気を取り戻して成長する物語へと広がっていく。

　主人公の女子高生・あきらを小松、ファミレス店長の近藤を大泉が演じ、『世界から猫が消えたなら』（2016年）、『帝一の國』（17年）などの永井聡監督がメガホンをとった。

　新たに発表されたキャストは、あきらの親友で陸上部のキャプテン・喜屋武はるか役に清野菜名、あきらがアルバイトをするファミレス・ガーデンのバイトの大学生・加瀬亮介役に磯村勇斗、あきらのクラスメートでバイト仲間でもある吉澤タカシ役に葉山奨之。あきらのバイト仲間・西田ユイ役に松本穂香、他校の陸上部ながら、密かにあきらのことを目標にしてきた南高校陸上部のエース・倉田みずき役に山本舞香と、次世代を担うフレッシュな俳優陣が出演する。

　そのほか、あきらとともにファミレス・ガーデンで働くウェイトレス・久保役に濱田マリ、近藤の旧友で人気作家の九条ちひろ役にTEAM NACSの戸次重幸が決定し、役柄同様、大学時代からの仲間である大泉と共演を果たす。あきらの母・橘ともよ役には、小松とCM共演経験のある吉田羊が決定した。

　小松と大泉の姿を写したビジュアルも解禁され、2人の絶妙な距離感、すれ違いながら不器用に引かれ合い影響し合う繊細な世界観を表現。本編の撮影も行った写真家・市橋織江氏がポスターなどのスチール撮影も担当し、独特の目線や色彩感覚で、透明感あふれる“恋雨”ワールドを描き出した。