今年8月に上演された舞台『大きな虹のあとで〜不動四兄弟〜』が、来年8月に再演されることが25日、わかった。実力派若手俳優、入江甚儀、市川知宏、上杉柊平、瀬戸利樹が、終戦前の特攻部隊に志願していく四兄弟を演じる。東京・新宿のシアターサンモールで来年8月3日から7日まで上演。 物語は戦時中に日々訓練に励む不動月、空、大地、草太の四兄弟が主役。戦時下にも関わらず、月は笑いに、空は夢に、大地は恋に生き、草太はそんな兄たちを心から慕う毎日で彼らの周りには笑いの絶えない「奇跡のような時間」が流れていた。しかし、ついに四兄弟にも出撃の命令が下る。それぞれの夢について語り合い、明日が来るのを待っていたのだが…、というあらすじ。戦争を知らない世代へ、これからの日本を生きていく上で大切なことを伝えていく、ハートフルな人間ドラマとなっている。
2017/12/26