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吉本興業・大崎洋社長、『ドキュメンタル』世界展開に手応え「日本のバラエティーも世界に持っていける」

 吉本興業代表取締役社長の大崎洋氏が4日、都内で行われた『クールジャパン・マッチングフォーラム2017』で基調講演を行った。「あそぶ力。よしもとはガッコ。」とのテーマで、同社のコンテンツビジネス展開を約30分間にわたって語った。

『クールジャパン・マッチングフォーラム2017』で基調講演を行った大崎洋社長 (C)ORICON NewS inc.

『クールジャパン・マッチングフォーラム2017』で基調講演を行った大崎洋社長 (C)ORICON NewS inc.

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 電通、ドワンゴ、スペースシャワーネットワーク、ソニー・ミュージックエンタテインメント、滋慶学園、クールジャパン機構、イオンモールとともに合弁会社『MCIPホールディングス』を設立し、自社コンテンツのみならず、すべてのアジアコンテンツの受け皿となるべく、プラットフォーム展開を行っている吉本興業。

 映像配信サービス『Netflix(ネットフリックス)』で、ピース・又吉直樹の芥川賞受賞作『火花』を映像化、『Amazonプライムビデオ』ではダウンタウン・松本人志のオリジナルバラエティー『ドキュメンタル』、浜田雅功と千原ジュニアがMCを務める『戦闘車』といった話題作を数々配信しているが、大崎社長は「ネットフリックス、Amazonというプラットフォームの黒船が日本にやってきても、対立することなく、いろんな取り組みをさせてもらっています」と明かした。

 続けて「Amazonさんとは『日本ではバラエティーもいいんじゃないですか?』『いや、それはしない』というやりとりを続けていたのですが、今や『ドキュメンタル』は海外にもフォーマットが売れていまして、すごく評価がいい」と力説。「確かに、密室でインド人が10人集まって笑かせ合いをしたら面白いだろうと思うので、各国で見たいと思います。そういう意味では、日本のバラエティーも世界中に堂々と持っていけるコンテンツだと思っています」と胸を張った。

 講演の最後には、つい先日に秋元康氏と会食を行ったと明かし「業界のど真ん中にいる秋元さんとはきちんと話したことがなくて、ずっと避けてきたんですけど、ある人の紹介で食事をさせてもらいました」と経緯を説明。「その時に、僕が『よしもとには6000人のお笑いタレントがいて、食べられるのは400〜500人くらい。食べられない人がほとんどなんですけど、その中には西野(亮廣)くんみたいに絵本を作ってアニメができる子、又吉くんみたいな子が100人くらいいるんです』というお話をしました」と振り返った。

 その話を聞いた秋元氏からは「よしもとというのは、野生の動植物の宝庫だね。彼らを集めて世界中のクリエイターに見せて、コラボをして、世界中に発信することができるよね。大崎さん、一緒に会社を作ろう」との言葉をもらったそうだが「なんかちょっと失礼な表現かなと思ったんですけど(会社を作ろうと言われて)思わず『はい』と言ってしまいました」と笑顔で打ち明けていた。

 大崎社長の基調講演の後には『クールジャパン・マッチングアワード2017』の各賞発表が行われた。

■『クールジャパン・マッチングアワード2017』各賞
グランプリ:『VR ZONE SHINJUKU』
準グランプリ:映画『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』、SNOW×日本のコンテンツ『顔認識スタンプ』共同開発
審査員特別賞:『STAR ISLAND』、『電玉 SAO EDITION』

関連写真

  • 『クールジャパン・マッチングフォーラム2017』で基調講演を行った大崎洋社長 (C)ORICON NewS inc.
  • 『クールジャパン・マッチングフォーラム2017』に登壇した松山政司経済産業大臣(左)とグランプリ『VR-ZONE-SHINJUKU』の受賞者 (C)ORICON NewS inc.
  • 『クールジャパン・マッチングフォーラム2017』の模様 (C)ORICON NewS inc.

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