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クミコ、紫綬褒章・松本隆氏を花束で祝福「すごいことになりました」

 歌手のクミコ(63)が2日、東京・二子玉川の蔦屋家電で作詞家・松本隆氏(68)とタッグを組んだアルバム『デラシネ deracine』のLP盤発売を記念したトークイベントを開催。同日、秋の紫綬褒章受章が発表された松本氏に花束を贈り祝福した。

(左から)クミコ、松本隆氏、クリス松村=アルバム『デラシネ deracine』LP盤発売記念トークイベント

(左から)クミコ、松本隆氏、クリス松村=アルバム『デラシネ deracine』LP盤発売記念トークイベント

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 ワインレッドの衣装で登場したクミコが「きょうはすごいことになりました。その張本人です、紫綬褒章の松本隆さんです」と松本を呼び込んで花束を手渡すと、松本は照れたように「ありがとう」と返し笑顔。昭和歌謡に造詣が深くこの日司会を務めたタレントのクリス松村から「45年くらい前に作詞家になろうと思われたら反対された方もいらっしゃったようで。今、いかがですか?」と聞かれると、「根拠のない自信があったんだね。やればできるんじゃないかなという自信だけでここまで来ました」と振り返った。

 トークは最新アルバム『デラシネ』の話題に。松本は「15年ぶりにフルアルバムをクミコと作りました。今回は本当に自分にまたフルアルバムが作れるのかなと思っていた」と明かすと、クミコは「松本さんの言葉はいつも難しいと思ってやっている。どんどん詞と曲が出来上がってきて、一時は“どうなるかな。私でいいのかな”と思ってやっていたけど、(収録曲で横山剣作曲の)『フローズン・ダイキリ』が出来上がってきて、やっとフィット感を感じるようになりました」と語った。

 クリスが同アルバム収録曲で七尾旅人作曲の「不協和音」が好きだと告白すると、クミコは「『不協和音』を好きだと言ってくれる方が多くて、この曲には魔力があると思う。」と話し、これにクリスは「この曲は誰もが歌える曲ではなくて、クミコさんの表現力がなければと思います。前向きになれる曲だと思います」とクミコを賞賛。その後は松本、クリスが見守る中、クミコのミニライブが行われ、アルバムより「不協和音」「フローズン・ダイキリ」「しゃくり泣き」の3曲を熱唱してイベントを締めくくった。

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  • (左から)クミコ、松本隆氏、クリス松村=アルバム『デラシネ deracine』LP盤発売記念トークイベント
  • アルバム『デラシネ deracine』LP盤発売記念トークイベントで熱唱するクミコ
  • アルバム『デラシネ deracine』LP盤発売記念トークイベント

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