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水卜麻美、アナウンサーは「一生やりたい」 日テレ愛と伝えることへの情熱

 食べることが大好き、体型イジりも笑い飛ばし『ヒルナンデス!』(日本テレビ系、月〜金 前11:55)でお昼に元気を届けてきた“ミトちゃん”こと水卜麻美アナウンサー(30)は、10月から朝の情報番組『スッキリ』(月〜金 前8:00)に異動。早1ヶ月が経とうとしているなか、お昼にミトちゃんスマイルが見られないのはちょっとだけ寂しいが、彼女は今、より報道色の強くなった新天地で日々、奮闘している。

日本テレビの水卜麻美アナウンサー、現在は朝の情報番組『スッキリ』を担当中 (C)ORICON NewS inc.

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 『スッキリ』に移ってから生活はガラリと変わりました。暗いうちに出勤して一日が前倒しされた感じですね。番組の雰囲気に完全に慣れたかと言えば、そうとはいえません。今までと扱うものが全くと言っていいほど違う。そういう意味ではイチから学ばせてもらっています。日々新しいことが起きて、これまでとニュース番組の見方も『自分だったらどう伝えるか』に変わりました。難しい言葉を扱う機会も増えましたが、なんとなくわかっていたことも自分の口から発するとなると自信がないと伝えられません。だから、これはどういう意味なのかを毎日解説の方や会議で聞いたり、事前に調べたりしておかないといけない。私自身が先生ではないので、勉強したことを一緒に共有しましょうという姿勢でいます。

 気を付けなければならないこともたくさんありますが、やっぱり生放送は楽しいです。台本どおりには全然いかないし、その方が面白いと思っています。MCの加藤浩次さんは自分の言葉で質問したりするから、私もその状況を楽しむというか…ただヒヤヒヤすることはありますね(笑)。でも台本どおりではないからこそ新しいことが生まれる。決められたことだけをやるのではなく、『きょうはなにが起こるんだろう?』と楽しんでいただきたいですね。

 例えば、バラエティー志望なのか報道志望なのかと聞かれることがあります。もちろんその二つは全然違うけどアナウンサーとしての基礎はすべて一緒。笑う・笑わない、扱う話題も違うけれど局アナとしての部分は変わらない。どっち志望とかは本当にないんです。ただ、日テレのアナウンサーとして日テレの番組のためになることなら、なんでもアナウンサーの仕事だと思っています。ニュースを読むことはもちろん、バラエティーでふざけたことをやっていると『そんなのアナウンサーの仕事じゃないんじゃないか』と思う人もいるかもしれませんし、不快に思わせることがあったらそれは申し訳ないことです。でも、一人でも面白い、この番組を見ようかなと思ってくれる人がいるなら局のアナウンサーとして意味のある仕事だと思っています。どんなこともイヤだとは思いません。

 あともう一つ、わたし自身に面白いことなんて一個もないんですよ。無趣味・無特技だし、実はフリートークも苦手です(笑)。自分に自信がなくて、常に『これでいいのかな…?』と迷っています。結局、食リポでも、ニュース読みでも“伝え手”なので私自身はなんの面白いポイントもないのですが、なにか感動したことや面白いと思ったことを『伝えたい』という情熱には自信があります。『ヒルナンデス!』では食リポを通してどうすれば美味しさが伝わるか、ニュースのときは、『知っておくべき情報』をどう伝えるか、バラエティー番組では芸人さんの面白さがどうすれば伝わるだろう、と考えながらの進行をしています。面白いもの、感動したことを私が全力で感じてそれを視聴者にどう伝えるか。それは自分が面白くなくてもできると信じてやっています。

 私の周りには面白い方がたくさんいらっしゃいます。その人たちの魅力が伝わるようにお仕事していければいいなと思ってます。例えば『スッキリ』では近藤春菜さんも加藤浩次さんもとても面白い方なのでお二人が自由にしゃべりやすく、ふざけたり、吠えたり、怒ったりしていてほしい。だからこそ私がしっかり進行していければと思っています。時間の管理や言わないといけないことは私がやるので、お二人が好きなようにできる空気感をつくっていけたらいいなと思っています。

 『スッキリ』に異動するときも含めてこれまで、散々辞めるんじゃないかと言われてきました(笑)。でも、それは一回も思ったことはないです。私は日テレの番組がとても好きだし、内定した後にこの会社がとても自分に合っているなと感じたんです。アナウンサーは昔からすごくやりたい仕事だったし、他の仕事をすることが今は考えられない。今は結婚の予定も一切ないですが、いつかはすると仮定したとしても一生やりたい仕事です。どういう形でもいいから、ずっと続けたいですね。

 ここまで日本テレビへの愛が深まったのは『ヒルナンデス!』のおかげもあります。自分にとってすごくいい番組でしたし、周りの方にも良くしていただきました。これからは、いちファンとしてずっと続いていってほしいです。ただ、今は『スッキリ』で頭がいっぱい。アナウンス部の先輩・藤井貴彦さんからのアドバイスがきっかけで『スッキリ』に来てから反省ノートをつけています。『きょうもコレができなかった』とか『アレが下手だった』とか自分への愚痴なんですけど、いつかなにも書くことがないくらい、もっともっと成長できればいいな。元々、あった番組に途中参加することはほぼ初めてなので、これまで以上にみなさんにも『スッキリ』を好きになってもらって、朝の定番にしていただけるように頑張ります。

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