ホテルの料金比較サイト「トリバゴ」のCMに出演し、その美貌と堪能な日本語で世間を驚かせたナタリー・エモンズが11日、東京・渋谷ヒカリエの特設ステージで行われたミュージカル『ブロードウェイ クリスマス・ワンダー・ランド 2017』のお披露目ミニライブに出演した。

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　アメリカではシンガー・ソングライターとして活動しているナタリーは、同CMで日本人気に火が付き、国内の地上波テレビ番組で初MCを務めるなど、ブレイク中だ。宝塚歌劇団のファンだといい、今作で念願の日本舞台初出演を飾る。

　シンガー役のナタリーは、この日のミニライブで劇中歌を2曲披露。歌い終え「すごく緊張しましたけど、今年初めてクリスマスソングを歌って、少し早いクリスマスを感じれました。楽しかったです」と、流ちょうな日本語で感想を語ると、応援サポーターを務める女優・本田望結は「すごいですね〜！　歌声もきれいだし、すごく笑顔も素敵。お客さんも私も（ナタリーの）世界に引き込まれました。ずっと聴いていたい！」と興奮交じりに絶賛した。

　その後のトークセッションでは、日本初舞台のオファーを受けた際の心境を聞かれ「すごくうれしかった。私は歌が好きだし、クリスマスのシーズンが好き。アメリカのクリスマスを日本の皆さんとシェアできるのがうれしい」と感激しきり。日本でのブレイクぶりに話題が及ぶと「毎日が光栄。たくさんのチャンスをいただけて、パフォーマンスを受け止めてくれる日本の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです」と感慨深げに話した。

　12月15日から25日まで東京・東急シアターオーブにて上演される同ショー。ブロードウェイのプロデューサーによる特別アレンジを加え、クリスマスソングのゴスペル、ダンサーたちのパフォーマンスを展開する。

　昨年に引き続き出演予定の本田は、初日公演で自ら振り付けを担当するスケートを披露する。ナタリーから「本田望結ちゃんのスケーティングをライブで観たいですね！」と期待を寄せられると「頑張ります！」と声を弾ませていた。