川原礫の人気小説を原作とした『ソードアート・オンライン』シリーズ初の劇場版を映像作品化した『劇場版 ソードアート・オンライン −オーディナル・スケール−（完全生産限定版）』（9月27日発売）のBlu-ray Disc（以下BD）とDVDが、それぞれ初週で8.9万枚、2.0万枚を売り上げ、10/9付オリコン週間BD／DVD両ランキングで総合1位に初登場した。同シリーズの映像作品がBD／DVDで同時に総合1位を獲得したのは初となる。

　同シリーズのBD総合1位獲得数は、テレビアニメ第2期を収録した『ソードアート・オンラインII』が2015年2/9付で記録して以来、2年8ヶ月ぶり通算7作目。DVDの総合1位獲得は今作が初となった。なお、「通常盤」もTOP10入りしており、BDは総合6位（初週売上1.0万枚）、DVDは総合3位（初週売上0.7万枚）にランクインした。

　売上枚数はBD／DVDともにシリーズ最高を記録。これまでBDの最高売上は「ソードアート・オンライン 1 （完全生産限定版）」（2012年10月発売、最高2位）の累積売上3.7万枚、DVD最高売上も同作（最高6位）の累積売上0.9万枚だったが、今作では発売1週目にして大幅に更新した。

　謎の次世代オンラインゲーム「ソードアート・オンライン」を舞台に繰り広げられる主人公の活躍を描く同シリーズは、2度のテレビアニメ化やゲーム化、コミカライズ、グッズ制作など幅広くメディアミックスが展開されている。その劇場版となる今作は、川原氏が書き下ろした完全オリジナルストーリー。


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