俳優の川平慈英が18日、都内でブロードウェイミュージカル『フロッグとトード〜がま君とかえる君の春夏秋冬〜』の公開けいこに参加。現代社会が不寛容になっていることを嘆きつつ、「帰り道は幸せな温かい気持ちになることは間違いない」とミュージカルの魅力を語った。 同作は小学生の教科書にも採用されている絵本『ふたりはともだち』が原作。手紙をもらったことがないというがま君(川平)にかえる君(鈴木壮麻)が手紙を出して…、というハートフルな物語となっている。川平は「今の世の中、きっついじゃないですか。寛容さがない。何かあると突かれるし、引き下ろされる。いいニュースがない。自分を守るために鎧を着ないと生きていけない」と昨今の社会を嘆きつつ、「少しでも、この作品を通して、もっと寛容になってほしい。他人をあるがままで受け入れる優しさを持ってほしい」と来場を呼びかけた。
2017/07/18