5人組ダンスロックバンド・DISH//が、“コント芸日本一”を決める『キングオブコント2017』に参戦することになり3日、同大会の1回戦がスタートした千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で決意表明を行った。

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　2015年には、伊東四朗、戸塚睦夫とともにてんぷくトリオとして活躍した三波伸介さん（享年52）の長男・二代目三波伸介が現役レスラー“シラノ”とヘアメイクアーティスト“オケイ”と「まんてんトリオ」を結成し参戦。昨年は、女優の白石まるみと娘でグラビアアイドルの守永真彩とコンビで参加したが、ともに惜しくも1回戦敗退となっているだけに、まずは1回戦を突破できるかがポイントになる。

　この日の会見で、北村匠海は「DISH//が持っているエンターテインメント性を試したいと思っていた」と参戦を決めた理由を説明。ネタ作りは、泉大智と矢部昌暉の2人が中心となって行っていくといい「残りの3人も何らかの形で出られたらと思っています。ギャガー2人がやってくれるはずですので、僕らDISH//のお笑いの部分を見せていけたら」と意欲をにじませた。

　そんなDISH//のお手並み拝見とばかりに、矢部が一発ギャグ、橘柊生が皿投げ、小林龍二がアクロバティックとそれぞれ特技を披露するも、反応は今ひとつ。早速、厳しい洗礼を浴びることとなり、北村も「最悪のスタートですね」と嘆いたが、矢部は「僕らはお芝居とかもやっていますし、音楽を使ったコントなどもできるので、可能性は無限大だと思っています」と意気込んだ。

　名古屋発のエンターテインメント集団BOYS AND MEN（通称：ボイメン）も参戦することが発表されると、泉が「同じ畑というか…頑張りたいと思います。やるからにはコテンパンにしたい。絶対に負けません」と打倒ボイメンを宣言。ボイメンの1回戦は14日、DISH//は29日とやや間隔が離れているが、矢部は「ネタ作りは80％くらいできている。あとは完成度を高めていきたい」と声を弾ませていた。

　プロ・アマ、芸歴問わず、所属事務所の垣根を越えてエントリー可能な同コンテスト。優勝賞金は例年通り1000万円。エントリー期間は7月21日までで、決勝は今秋開催予定でTBSで放送される。また、予選ルールが変更され、新たに2回戦と準決勝の間に準々決勝が追加。さらに準決勝も2本のネタを披露する。