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“死者たちの世界”が舞台 ディズニー/ピクサー新作『リメンバー・ミー』特報

 来年3月16日に公開されるディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』(全米公開は11月22日)の特報と新画像が到着した。『トイ・ストーリー3』(2010年)でアカデミー賞長編アニメーション賞と主題歌賞を受賞したリー・アンクリッチ監督と、プロデューサーのダーラ・K・アンダーソン氏の2人が、7年ぶりにタッグを組む本作。陽気な“死者たちの世界”、音楽が重要な意味つ、ピクサー史上最もチャレンジングな作品になりそうな予感大だ。

ディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』(2018年3月16日公開)(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ディズニー/ピクサー映画『リメンバー・ミー』(2018年3月16日公開)(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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 『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる世界を描いてきたディズニー/ピクサーが本作で挑むのは、“死者たちの世界”。

 製作総指揮のジョン・ラセター氏は「メキシコの祝日で先祖たちを大切に思い出し彼らがこの世に戻ってくるのを祝福するお祭りの“死者の日”」を題材にしたといい、「どの国でも変わらない普遍的な事柄で、日本では“お盆”にあたる風習」と説明。「私たちは、思い出を風化させないこと、家族の次の世代、またその次の世代へと思い出を生かし続けていくことが何より大切と考えます。本作ではまさにそのことがテーマとなっています。あなたの家族を称え祖先を称賛する、とてもエモーショナルで、日本の皆さんにとっても、とても特別な作品になると思います」とメッセージを寄せている。

 主人公ミゲルは、音楽が大好きなギターの天才少年。しかし、過去の悲しい出来事がきっかけで彼の一族には「音楽禁止」の厳しい掟があり、ミゲルはギターを弾くどころか、家で音楽を聴くこともできない。特報では、家族に見つからないよう憧れのミュージシャン・デラクルスを真似てこっそりギターを弾くミゲルのシーンからスタートする。

 ある日、家族から禁じられた音楽への夢を募らせるミゲルは、「かなえたい夢があるなら、音楽の力を信じるんだ!」と誘われ、デラクルスの霊廟に飾られたギターを手にしたことをきっかけに、夢のように美しく、まるでテーマパークのような死者の国へ迷い込んでしまう。生きている人間に驚いてしてしまうようなユーモラスなガイコツたちが暮らす国で1人混乱するミゲル。そんな彼が出会ったのはガイコツになったご先祖たち。果たして彼は無事に元の世界に戻れるのか? すべての謎を解く鍵は、故デラクルスの美しい名曲バラード「リメンバー・ミー」に隠されていた。イマジネーションの無限の可能性を追求してきたピクサーが初めて描く、誰も見たことのない死者の世界とは?

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