公開中の映画『海辺のリア』に主演している俳優・仲代達矢(84)が13日、東京ドームで行われたプロ野球・読売ジャイアンツ対福岡ソフトバンクホークス戦で始球式を行った。84歳にして初の始球式だった仲代のボールは惜しくもワンバウンド投球になったが「120点です」と自己採点した。
仲代は年齢と同じ84の背番号が入った巨人のユニホームで登場。緊張の面持ちでマウンドに上がり、腕を振り切ったボールはワンバウンドで捕手のミットに収まった。投球を終え、取材場所に現れた仲代は「ひゃ〜」と大きく息を吐いた。「お客さんを相手にやっている商売ですけど、何万人も入るところは初めて」と大観衆に圧倒されたという。それでも「お客の声援に救われて(ソフトバンクの)川崎(宗則)選手に当てないで済んだ」と笑顔。「ドームの真ん中でジャイアンツとソフトバンクの前に始球式をやれるなんて、うれしい限りです。光栄でした」と感無量だった。
50年来のジャイアンツファンであり、始球式の前日は少年のように興奮のあまり眠れない夜を過ごした。マウンドに上がった際のことを振り返ると「足がガタガタでしたよ」と苦笑い。始球式を終えると仲代は「きょうは安眠できる」と清々しい表情になり「来年も投げたいなぁ」と早くも2度目の始球式を夢見ていた。
また、自身がいかにファンかも語った。「昔は負けると食欲がなくなったり、箸を投げたり暴力的なファンだった」と明かしたが「勝負ですから、勝つか負けるか。負けても、いつか勝つ。最近は冷静に楽しんで野球を見ております」と仏の表情に。ドロ沼の13連敗を喫したばかりの巨人だが「13連敗しても20連勝すれば、すぐに戻る。あまり心配していないです」と高橋監督にエールを送っていた。
始球式は昨年末に巨人の高橋由伸監督と対談したことがきっかけ。仲代が人生で始球式を行ったことがないことを高橋監督に明かし、この日の始球式に繋がった。試合前には高橋監督から「(マウンドは)斜面があるので平らなところより、ちょっと上の方に投げてください」とアドバイスをもらい、ブルペンで10球程度、練習。最後の1球はノーバウンドで捕手のミットに収まったが、本番では惜しくも届かなった。
★YouTube公式チャンネル「ORICON NEWS」
仲代は年齢と同じ84の背番号が入った巨人のユニホームで登場。緊張の面持ちでマウンドに上がり、腕を振り切ったボールはワンバウンドで捕手のミットに収まった。投球を終え、取材場所に現れた仲代は「ひゃ〜」と大きく息を吐いた。「お客さんを相手にやっている商売ですけど、何万人も入るところは初めて」と大観衆に圧倒されたという。それでも「お客の声援に救われて(ソフトバンクの)川崎(宗則)選手に当てないで済んだ」と笑顔。「ドームの真ん中でジャイアンツとソフトバンクの前に始球式をやれるなんて、うれしい限りです。光栄でした」と感無量だった。
50年来のジャイアンツファンであり、始球式の前日は少年のように興奮のあまり眠れない夜を過ごした。マウンドに上がった際のことを振り返ると「足がガタガタでしたよ」と苦笑い。始球式を終えると仲代は「きょうは安眠できる」と清々しい表情になり「来年も投げたいなぁ」と早くも2度目の始球式を夢見ていた。
また、自身がいかにファンかも語った。「昔は負けると食欲がなくなったり、箸を投げたり暴力的なファンだった」と明かしたが「勝負ですから、勝つか負けるか。負けても、いつか勝つ。最近は冷静に楽しんで野球を見ております」と仏の表情に。ドロ沼の13連敗を喫したばかりの巨人だが「13連敗しても20連勝すれば、すぐに戻る。あまり心配していないです」と高橋監督にエールを送っていた。
始球式は昨年末に巨人の高橋由伸監督と対談したことがきっかけ。仲代が人生で始球式を行ったことがないことを高橋監督に明かし、この日の始球式に繋がった。試合前には高橋監督から「(マウンドは)斜面があるので平らなところより、ちょっと上の方に投げてください」とアドバイスをもらい、ブルペンで10球程度、練習。最後の1球はノーバウンドで捕手のミットに収まったが、本番では惜しくも届かなった。
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2017/06/13