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来年、連載35周年を迎える人気コミック『島耕作シリーズ』で知られるマンガ家・弘兼憲史氏が8日、有楽町・ニッポン放送で行われた『吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也』の公開収録に出演。「弘兼憲史ワールドを語る」と題したこの日の収録では、マンガに造詣の深い吉田アナウンサーたちがツッコんだ質問の数々を弘兼氏にぶつけ、『島耕作』の魅力を改めてひもとく貴重な機会となった。 1983年の連載開始時には課長だった島耕作だが、30年以上の時を経て、今や会長にまで上り詰めた。「最初は2年も続けばいいかなと思っていた」という弘兼氏は、まさかここまでの大河ドラマになるとは思ってもいなかったという。「最初は読み切りで始まったんですよ。SFでもホラーでもなんでもいいから一本描いてくれと言われて。でも当時はマンガ家でサラリーマン経験をしている人がいなかったから、『カラーに口紅』というタイトルで、オフィスラブをテーマにした読み切りを書いたんです。そうしたら面白いと言われて続きを描くことになった。最初は不本意ながら、次々と女性を変えていく男の話だったんです」と振り返る弘兼氏。しかしそこから本格的に連載が始まるにあたり、「心を入れ替えて、しっかりとしたサラリーマンにしなきゃと思いましたね」と笑う。

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  • メイン 『吉田尚記のコミパラ!with 里崎智也』公開収録に出演したマンガ家・弘兼憲史(写真向かって左から2人目)
  • 等身大の島耕作と肩を組みご満悦の里崎智也
  • いまや会長にまで上り詰めた島耕作の等身大パネル

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