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加納典明、昨夏に心臓の人工弁置換手術を受けていた「ヘコんでいたけど今は元気」

 ヌード界の巨匠・加納典明氏(75)とタレント・LiLiCo(46)が25日、東京・六本木のZEN FOTO GALLERYで『加納典明写真展「絶夜」』のプレス向けレセプションに参加。囲み取材で加納氏は昨年夏に心臓の大動脈弁狭窄症により、人工弁置換手術を受けていたことを明かした。


心臓の人工弁置換手術を受けていたことを明かした加納典明 (C)ORICON NewS inc.

心臓の人工弁置換手術を受けていたことを明かした加納典明 (C)ORICON NewS inc.

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 加納氏はここ5年ほどは大動脈弁狭窄症に悩まされ続け、50メートルを歩くだけで息が切れるようになったことで、人工弁置換手術を受けたることを決断。ただ、術後すぐに会ったLiLiCoに「困ったなLiLiちゃん。余命25年だよ」とジョークを飛ばす余裕もあったという。「命乞いをして生きる気はないけど、写真家は動かないと話にならない。まず体だから」ときっぱり話し、生体弁よりも10年長い耐用年数25年のカーボン製の人工弁にするなど、まだまだ現役だ。

 創作意欲に全く衰えはなく、「生活とか、その他がスマホに集約されている。オレも1回、スマホで撮った個展をやろうかと思っている」と構想を明かした。写真家としての意地もある。「どんな作品になるかやってみたい。今のスマホはバカにできない。2200万画素とかある。それを使ったプロのやり方をやってみせたい」と意欲を見せた。また、新たに撮りたいモデルについては「満島ひかり」と即答。「小学校のころ沖縄のアクターズスクールのときに撮っているんだよ。あの子は日本の女優の中では珍しい演技をする。表現しにくい理屈で、それを写真で撮れないかなと思っている。紹介してよ」と話し、「別にヌードじゃなくていい」と創作意欲をかりたてられていた。

 加納氏は7〜8年前には初期の胃がんを2度切除し、2年前には右膝に人工関節を入れたことも明かすなど満身創痍。それでも、今は夜遊びも再開している。「(手術前は)なんかヘコんでいたけど今は元気。昔のオレみたいだから、みんな気を付けたほうがいいよ」とニヤリと笑っていた。まだまだ衰える気配はなさそうだ。

 『加納典明写真展「絶夜」』は同所で26日から6月14日まで開催される。また、LiLiCoの22年ぶりのヌードセッションが掲載される写真集『絶夜 LiLiCo写真集』は26日に発売される。

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  • 心臓の人工弁置換手術を受けていたことを明かした加納典明 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)LiLiCo、加納典明 (C)ORICON NewS inc.
  • 『加納典明写真展「絶夜」』のプレス向けレセプションに参加した(左から)加納典明、LiLiCo (C)ORICON NewS inc.
  • 『加納典明写真展「絶夜」』のプレス向けレセプションに参加したLiLiCo (C)ORICON NewS inc.
  • 『加納典明写真展「絶夜」』のプレス向けレセプションに参加した(左から)加納典明、LiLiCo (C)ORICON NewS inc.
  • 『加納典明写真展「絶夜」』のプレス向けレセプションに参加した(左から)加納典明、LiLiCo (C)ORICON NewS inc.

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