ディズニー長編アニメーション『モアナと伝説の海』が、3月10日公開から5月4日までに興行収入50億円を突破していたことが8日、わかった。7日までの累計動員数417万602人、興収50億7955万8800円。春休みから大型連休にかけてロングランヒットを記録した。

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　海を愛し、海に選ばれた16歳の少女モアナは、愛する人々と世界を闇から守るため、大海原へ旅立つストーリー。『アナと雪の女王』のエルサとアナに続く、ディズニーヒロインとして、モアナも愛されるキャラクターの仲間入りを果たした。

　ディズニーヒロイン史上最大級のオーディションで選ばれたモアナ役の日本版声優・屋比久知奈、エンドソングを担当する加藤ミリヤが歌う主題歌「どこまでも〜How Far I’ll Go〜」、マウイ役の尾上松也が歌う「俺のおかげさ」など、物語を彩る数々のオリジナルソングも話題となっている。

　5日に放送された『関ジャニ∞のThe モーツァルト音楽王No.1 決定戦」（テレビ朝日系）のカラオケ王No.1決定戦で「どこまでも〜」が歌われたり、お笑いタレントのイモトアヤコがモアナのコスプレをして『世界の果てまでイッテQ！』（日本テレビ系）に出演し主題歌を歌唱したり。開催中の『ディズニー・ハワイアン・コンサート』（6日〜14日、全国7ヶ所8公演）では、屋比久の生歌唱や、モアナの曲がハワイの実力派ミュージシャンの演奏で生披露されるなど、映画で獲得した人気は、さまざまな方面へ波及している。

　なお、今年の大型連休中には、『モアナと伝説の海』のほかに、『美女と野獣』（4日に50億円突破、7日現在累計興収66億9600万円）、『名探偵コナン　から紅（くれない）の恋歌（ラブレター）』（7日現在累計興収53億9000万円）が50億円を突破した。