ボクシング・ロンドン五輪金メダリストの村田諒太(31)が、WBA世界ミドル級暫定王者に挑むタイトルマッチが20日、フジテレビ系『マイナビスペシャル 村田諒太 世界初挑戦〜ボクシングフェス2017 SUPER 2 DAYS』(後7:00〜8:54※延長対応あり)で放送される。勝てば日本人初の五輪メダリストでプロの世界王者という快挙達成となる村田を激励しようと立ち上がったのは、芸能界きってのボクシング通で自身もボクシング経験者であるビートたけし(70)。このほど、帝拳ジムを訪れ、村田とボクシング談義に花を咲かせた。
勝てば日本人初の五輪メダリストでプロの世界王者に。さらにミドル級13戦目で戴冠となれば、世界最速となる(主要4団体での暫定王者除く)。五輪金メダリストの世界挑戦は、1964年の桜井孝雄(東京オリンピックバンタム級)以来、2度目。20日の試合は日本ボクシング史に新たな歴史を刻む大一番となる。
ミドル級は層が厚く、世界のトップ戦線では日本人選手が苦戦する階級。過去の日本勢の世界王者は95年に就いた竹原慎二のみ。今回の村田の対戦相手となるフランスのアッサン・エンダム(33)は、昨年12月に1回22秒KOを記録した強打者(この試合は昨年の米国主要メディアが選出する年間最高KO賞に輝いた)。ダウンを奪われても判定まで戦い切るタフなファイターだ。
たけしは、村田について「ボクシングを『仕事』と語る村田諒太選手はとても冷静だと思う。リング上での殴り合いというよりも『仕事』と語る姿は、自分のやるべき事が分かっているし、現在のボクサーとしては冷静ですごいと感じた。プロの試合だから観客はKO勝ちを期待していると思うけど、そういう風に思わなくてもいいと思う。序盤から村田選手の持ち味を出してゆけば、ラウンドが進むごとに試合展開が有利に運ぶと思う。『仕事』と語る冷静さを持って、確実に勝利をつかみ取ってほしい」と勢いづけた。
さらに、「今回は村田選手のボクシング世界デビューの第一段階だと思っている」と、まだまだ序の口であることを強調。「これから先は次々と強い相手と戦っていき、試合を重ねることによってボクシングに磨きがかかっていくだろう。そういった村田選手の成長が楽しみだし、その姿を見ていくことがボクシングの醍醐味」と熱く語っていた。
ボクシング好きの血が騒いだのか、村田の目の前でサンドバッグをたたくパフォーマンスも披露。得意なパンチは「左のジャブ。ボクシングをやったことのない素人相手にジャブを出すのが好きだった」と、笑いを誘うような“オチ”をつけることも忘れなかった。
たけしの激励を受けて、村田は「ボクシングが本当にお好きなんだなと感じました。そして尊敬する、また憧れるたけしさんとお話することができて幸せな時間でした」と笑顔を見せ、「ベストを尽くして世界王者になります!」と、試合に向け意気込みを新たにしていた。
20日は、村田の世界戦のほかに、WBC世界フライ級で比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)、WBC世界ライトフライ級で拳四朗(BMB)も世界王者に挑戦する、トリプル世界タイトルマッチを生中継。これに先駆けて、たけしが村田を激励した模様などを収録した『KITANO GYM〜たけしのボクシングフェス2017』(20日 前10:25〜11:45)を放送。21日には『井上尚弥・八重樫東ダブル世界戦〜ボクシングフェス2017 SUPER 2 DAYS』(後7:00〜8:54※延長対応あり)を生中継する。
勝てば日本人初の五輪メダリストでプロの世界王者に。さらにミドル級13戦目で戴冠となれば、世界最速となる(主要4団体での暫定王者除く)。五輪金メダリストの世界挑戦は、1964年の桜井孝雄(東京オリンピックバンタム級)以来、2度目。20日の試合は日本ボクシング史に新たな歴史を刻む大一番となる。
ミドル級は層が厚く、世界のトップ戦線では日本人選手が苦戦する階級。過去の日本勢の世界王者は95年に就いた竹原慎二のみ。今回の村田の対戦相手となるフランスのアッサン・エンダム(33)は、昨年12月に1回22秒KOを記録した強打者(この試合は昨年の米国主要メディアが選出する年間最高KO賞に輝いた)。ダウンを奪われても判定まで戦い切るタフなファイターだ。
たけしは、村田について「ボクシングを『仕事』と語る村田諒太選手はとても冷静だと思う。リング上での殴り合いというよりも『仕事』と語る姿は、自分のやるべき事が分かっているし、現在のボクサーとしては冷静ですごいと感じた。プロの試合だから観客はKO勝ちを期待していると思うけど、そういう風に思わなくてもいいと思う。序盤から村田選手の持ち味を出してゆけば、ラウンドが進むごとに試合展開が有利に運ぶと思う。『仕事』と語る冷静さを持って、確実に勝利をつかみ取ってほしい」と勢いづけた。
さらに、「今回は村田選手のボクシング世界デビューの第一段階だと思っている」と、まだまだ序の口であることを強調。「これから先は次々と強い相手と戦っていき、試合を重ねることによってボクシングに磨きがかかっていくだろう。そういった村田選手の成長が楽しみだし、その姿を見ていくことがボクシングの醍醐味」と熱く語っていた。
ボクシング好きの血が騒いだのか、村田の目の前でサンドバッグをたたくパフォーマンスも披露。得意なパンチは「左のジャブ。ボクシングをやったことのない素人相手にジャブを出すのが好きだった」と、笑いを誘うような“オチ”をつけることも忘れなかった。
たけしの激励を受けて、村田は「ボクシングが本当にお好きなんだなと感じました。そして尊敬する、また憧れるたけしさんとお話することができて幸せな時間でした」と笑顔を見せ、「ベストを尽くして世界王者になります!」と、試合に向け意気込みを新たにしていた。
20日は、村田の世界戦のほかに、WBC世界フライ級で比嘉大吾(白井・具志堅スポーツ)、WBC世界ライトフライ級で拳四朗(BMB)も世界王者に挑戦する、トリプル世界タイトルマッチを生中継。これに先駆けて、たけしが村田を激励した模様などを収録した『KITANO GYM〜たけしのボクシングフェス2017』(20日 前10:25〜11:45)を放送。21日には『井上尚弥・八重樫東ダブル世界戦〜ボクシングフェス2017 SUPER 2 DAYS』(後7:00〜8:54※延長対応あり)を生中継する。
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2017/05/05