今日8日は「タイヤの日」。そのタイヤだが、なぜか自動車のタイヤは「黒」と相場が決まっている。ボディカラーに合わせてさまざまな色を選べるほうが楽しいはずだが、どのメーカーのタイヤも一様に黒オンリーだ。一体なぜなのか。その理由と、今後のカラータイヤ普及の可能性について探った。 まず、タイヤが黒い理由については、「カーボンブラック」という材質を使用しているため。油やガス等を原料とする炭素の粉で、これをゴムに混ぜることで強度を高めているのだ。タイヤのゴムは日光や外気にさらされると劣化するが、カーボンブラックを使用することでそうした劣化も抑制できる。
2017/04/08