米音楽界最高峰の祭典『第59回グラミー賞』が米ロサンゼルスで現地時間12日(日本時間13日)に開催され、ピアニストの内田光子(68)が6年ぶり2度目の受賞を果たした。この反響は大きく、発売元のユニバーサルミュージックにはクラシックとしては異例となる5000枚の注文が来ているという。内田は「『変わっている人だけど、ちょっと聞いてみよう』と思う方がいたとしたら、これは大変うれしいことです」と喜びのコメントを寄せた。 内田は、ドイツのソプラノ歌手ドロテア・レシュマンと発表した歌曲アルバム『シューマン:リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク:初期の7つの歌』が「最優秀クラシック・ヴォーカル・アルバム(ソロ)賞」を受賞。2011年にアルバム『モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 第24番』が「最優秀インストゥルメンタル・ソリスト演奏賞」を受賞して以来、6年ぶり2度目の栄誉に輝いた。

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  • 内田光子がグラミー賞を受賞した歌曲アルバム
  • イギリスを拠点に活動するピアニスト内田光子(C)The Estate of Richard Avedon

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