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妖怪…恐るべし 「スター・ウォーズ」映画2作連続、2位スタート

 16日に世界一斉公開された「スター・ウォーズ」最新作『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。週末(土・日曜)の観客動員数を対象にした『全国映画動員ランキング』(興行通信社)で、初登場2位にランクインした。1位は『映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!』が初登場。昨年、10年ぶりに新作が公開された『スター・ウォーズ フォースの覚醒』に続き、“妖怪”の後塵を拝することに。とはいえ、『ローグ・ワン』は16日の初日から3日間で観客動員数8万人突破、累計興収はすでに9億2062万円を超える好スタートを切っている。

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』公開中(C) 2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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 12月17日・18日の2日間の成績は、『映画 妖怪ウォッチ』が動員54万5211人、興収6億803万3100円。『ローグ・ワン』は動員41万3604人、興行収入6億5341万8300円。『妖怪ウォッチ』は料金が安い子どもの観客が多いため、興行収入では『ローグ・ワン』が上回った。

 『ローグ・ワン』は、シリーズ第1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)の直前までが描かれる“アナザー・ストーリー”で、反乱軍の寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>が、惑星をも破壊してしまうという究極兵器デス・スターの設計図を奪うという97.6%生還不可能なミッションに挑む姿が描かれる。

 「スター・ウォーズ」は生みの親のジョージ・ルーカス氏が、黒澤明監督作品をはじめとする日本映画に感化されていたことから、その影響が随所に見られるSF映画だが、『ローグ・ワン』を監督したギャレス・エドワーズ氏は子どもの頃に『スター・ウォーズ』を観て映画監督を目指し、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(2014年)でメジャー監督デビューを果たした人物。強大な力を持つ“悪”に少数精鋭で立ち向かっていく姿は、『七人の侍』や『十三人の刺客』のような趣もあって、ラスト10分は瞬きするのもはばかられるくらいのシーンが続き、『エピソード4』へとつながっていく結末のカタルシス。この週末に世界54ヶ国で公開され、世界累計興行収入は340億円を突破する見込みとなっている(BOXOFFICEMOJO調べ、2億9050万ドルを1ドル117.28円で換算)。

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  • キャシアン、ジン、K-2SO(C) 2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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