人気アニメ「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明監督(56)が経営するアニメ制作会社「カラー」が、かつて庵野監督が『新世紀エヴァンゲリオン』などを手がけた制作会社「ガイナックス」に対し、借入金など約1億円の支払いを求める訴訟を東京地裁立川支部におこした件に対して、ガイナックス側が6日、公式サイトでコメントを発表。「多大なるご心配をおかけしましたこと、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます」と一連の騒動を謝罪した。
報道では、両社は庵野氏がガイナックス時代に手がけた作品を商品化し同社が収入を得た場合、一定のロイヤリティー(使用料)をカラー側が受け取る契約になっていた。しかしガイナックス側に多額の債務が発生し、貸付金など約1億円の支払いが滞る事態となり、カラー側が訴訟に踏み切ったと報じられていた。
ガイナックスは「このたびの裁判関連の報道につきましては、関係者の皆さまには、多大なるご心配をおかけしましたこと、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます」と謝罪。続けて「米子をはじめ、福島、京都、新潟、それぞれで活動しております各社に対しても、資本関係がない中、少なからず不安を与えてしまったことも誠に遺憾に存じます」とつづっている。
今後について「現在弊社は、組織の再編、一部の業務整理、会社移転などを実行し、ガイナックス本来のあるべき姿に立ち戻り、企画プロデュースを中心とした企業として再生を行っております」と経営を建て直す方針を伝えるとともに「今後とも、皆さまに愛されるアニメーション作品を制作できるよう、一歩一歩前進してまいりますので、何卒、お力添えの程、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。
ガイナックスは1984年に設立。庵野監督は同社で『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)のほか、『ふしぎの海のナディア』(1990年)、『トップをねらえ!』(1989年)などヒットアニメを手がけてきた。
報道では、両社は庵野氏がガイナックス時代に手がけた作品を商品化し同社が収入を得た場合、一定のロイヤリティー(使用料)をカラー側が受け取る契約になっていた。しかしガイナックス側に多額の債務が発生し、貸付金など約1億円の支払いが滞る事態となり、カラー側が訴訟に踏み切ったと報じられていた。
ガイナックスは「このたびの裁判関連の報道につきましては、関係者の皆さまには、多大なるご心配をおかけしましたこと、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます」と謝罪。続けて「米子をはじめ、福島、京都、新潟、それぞれで活動しております各社に対しても、資本関係がない中、少なからず不安を与えてしまったことも誠に遺憾に存じます」とつづっている。
今後について「現在弊社は、組織の再編、一部の業務整理、会社移転などを実行し、ガイナックス本来のあるべき姿に立ち戻り、企画プロデュースを中心とした企業として再生を行っております」と経営を建て直す方針を伝えるとともに「今後とも、皆さまに愛されるアニメーション作品を制作できるよう、一歩一歩前進してまいりますので、何卒、お力添えの程、よろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。
ガイナックスは1984年に設立。庵野監督は同社で『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年)のほか、『ふしぎの海のナディア』(1990年)、『トップをねらえ!』(1989年)などヒットアニメを手がけてきた。
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2016/12/06