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『ドラえもん』番組で肝付兼太さん追悼「多くの子どもたちに夢と希望を」

 テレビ朝日系アニメ『ドラえもん』が28日放送され、1979年から2005年まで26年もの長い間“骨川スネ夫”を務め、今月20日に肺炎のため80歳で亡くなった声優、肝付兼太(本名・肝付兼正/きもつき・かねまさ)さんを追悼した。

80歳で亡くなった声優の肝付兼太さん

80歳で亡くなった声優の肝付兼太さん

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 番組冒頭では、テロップで「1979年から2005年まで26年もの長い間、“骨川スネ夫”の声優を務めていただいた、肝付兼太さんがお亡くなりになられました。多くの子どもたちに夢と希望を届けてくださった肝付兼太さんのご冥福を心からお祈りいたします」とコメントが掲載された。

 肝付さんは1935年11月15日生まれ。鹿児島出身。『ドラえもん』でスネ夫役のほか、『怪物くん』のドラキュラ役や『それいけ!アンパンマン』ホラーマン役、子供向け番組『にこにこぷん』のじゃじゃまる役などで人気を博した。

 肝付さんの訃報を受け24日には、のび太役(先代)として肝付さんと長年にわたり共演してきた声優・小原乃梨子(81)が所属事務所を通じ「ただ驚いております。まだまだご一緒に楽しいお仕事をしたかったのに、残念でなりません」とコメントし盟友の死を悼み。

 現在、スネ夫役を務める関智一(44)は自身のツイッターで「尊敬する先輩が旅立たれました。役を継がせていただいたあの時、あたたかい言葉で背中を押して下さいました。以前拝見したマイク前のあの背中。僕には間違いなく無邪気な子供のそれに見えました」と回想。続けて「以来、憧れの背中に指先だけでも触れられるよう大きな目標になっています。肝付さんお疲れさまでした」と偲んだ。

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