歌手のつのだ☆ひろ（67）が27日、自身が校長を務める東京・ワイルドミュージックスクールで行われた映画『ジェーン』（公開中）のコラボイベントに出席。発売45周年となる代表曲「メリー・ジェーン」を歌唱したつのだは、同曲が長年愛されてきた理由について「ヒットしていないから」と分析した。

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　「最高位も40何位しかいっていないはず。その代わり、長い間何十年も売れ続けてきた」といい、「日本人は流行に沿っていて、さっと次のものがきたら忘れてしまう。僕の場合はヒットしなかった、ブームにならなかったからすたれなかっただけ」と説明。

　自身のバンド名に「自嘲を込めて、たまにone-hit wonders、一発屋という名前にしている。僕は一発屋ではなくて、ほかにも自分で作った曲でミリオンヒットはあるけれど、自虐ネタで面白いかなと思って」と笑わせ、「ほかにもたくさんいい歌を出しているのに振り向いてもらえないので、古い歌を歌わざるをえない」と話した。

　ナタリー・ポートマンが、製作と主演を務めた同映画は、ニューメキシコを舞台に、夫を傷つけた悪漢に戦いを挑む女性とその手助けをする元恋人の姿を描く。つのだは、同作とのコラボとして映画の特別映像にあわせて同曲を熱唱し、力強い歌声を響かせた。