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現スネ夫役・関智一「あたたかい言葉で背中押してくれた」 肝付さんに声優界から哀悼続々

 『ドラえもん』のスネ夫役などで知られる声優の肝付兼太(本名・肝付兼正【きもつきかねまさ】)さんが20日、肺炎のため80歳で亡くなった。声優界から続々と哀悼のコメントが寄せられるなか、2005年よりスネ夫役を引き継いだ声優の関智一(44)も自身のツイッターで肝付さんへの思いをつづっている。

80歳で亡くなった声優の肝付兼太さん

80歳で亡くなった声優の肝付兼太さん

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 関は「尊敬する先輩が旅立たれました。役を継がせていただいたあの時、あたたかい言葉で背中を押して下さいました。以前拝見したマイク前のあの背中。僕には間違いなく無邪気な子供のそれに見えました」と回想。続けて「以来、憧れの背中に指先だけでも触れられるよう大きな目標になっています。肝付さんお疲れさまでした」と結んでいる。

 同世代の声優仲間からも追悼の声が相次いだ。1979年〜2005年まで肝付さんと『ドラえもん』で共演した、のび太役声優・小原乃梨子(81)は「たくさんの作品で共演しましたが、ユニークな役作りと同時に、スタッフにもキャストにも細かな心遣いを忘れず、いつも笑いの中心にいて、みんな大好きな方でした」とコメント。

 また、古川登志夫(70)はツイッターで「謹んで哀悼の意を表します。初めてお会いしたのは『ドカベン』でした…」と回顧。水島裕(60)もブログで「あの独特な声で、ニコニコしながら『裕ちゃ〜ん、一週間、元気にしてた?』と話しかけてくれたものでした」と在りし日の肝付さんを偲んだ。

 肝付さんは1935年11月15日生まれ。鹿児島出身。1979年から2005年まで『ドラえもん』でスネ夫役を務めたほか、『怪物くん』のドラキュラ役や『それいけ!アンパンマン』ホラーマン役、子供向け番組『にこにこぷん』のじゃじゃまる役などで人気を博した。

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