俳優の浅野忠信が8日、都内で行われた主演映画『淵に立つ』初日舞台あいさつに登壇。同作が、フランスで開催された『第69回カンヌ国際映画祭』の「ある視点」部門の審査員賞を受賞したことについて、「監督との出会いが大きい。スタッフと一丸となって妥協なくできたな、どの人をとっても、すごく意気込みをもってやられているなと感じました」と改めて喜びをかみしめた。
続けて「その影響を受けて、自分もさらに新しいアイデアが出たり、イメージがふくらんだりしました」としみじみ。「一生懸命に取り組めたので、それがどんどん大きくなって、カンヌ映画祭みたいなところでも評価していただいたのではないかなと思います」と笑顔を見せた。
撮影現場の様子について話題がおよぶと、太賀が「特にアドバイはなかったんですけど、皆さんが本当に素晴らしかったので、僕は先輩方の胸をどっぷりと借りて、ただそこに素直にいるだけで成立したという感じでした」と力説。筒井真理子は「試写を観終わった方から『良かったよ。今までノーマークだったよ』と言っていただくのですが、うれしいのですが、これまでの30年のキャリアは何だったんだろう…」と笑わせていた。
同作は、下町で金属加工業を営む夫婦のもとに突然ひとりの男が現れ、奇妙な共同生活がスタート。一見平和だった家族に“異物”が混入することで、夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく。舞台あいさつにはそのほか、古舘寛治、篠川桃音、真広佳奈、深田晃司監督も登壇した。
続けて「その影響を受けて、自分もさらに新しいアイデアが出たり、イメージがふくらんだりしました」としみじみ。「一生懸命に取り組めたので、それがどんどん大きくなって、カンヌ映画祭みたいなところでも評価していただいたのではないかなと思います」と笑顔を見せた。
撮影現場の様子について話題がおよぶと、太賀が「特にアドバイはなかったんですけど、皆さんが本当に素晴らしかったので、僕は先輩方の胸をどっぷりと借りて、ただそこに素直にいるだけで成立したという感じでした」と力説。筒井真理子は「試写を観終わった方から『良かったよ。今までノーマークだったよ』と言っていただくのですが、うれしいのですが、これまでの30年のキャリアは何だったんだろう…」と笑わせていた。
同作は、下町で金属加工業を営む夫婦のもとに突然ひとりの男が現れ、奇妙な共同生活がスタート。一見平和だった家族に“異物”が混入することで、夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく。舞台あいさつにはそのほか、古舘寛治、篠川桃音、真広佳奈、深田晃司監督も登壇した。
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2016/10/08