『コンビニ人間』(文藝春秋)が『第155回芥川賞(平成28年度上半期)』に選出された村田沙耶香氏が24日、東京・セブン-イレブン神田専大通り店でサイン会を行った。コンビニ店頭での芥川賞受賞作家のサイン会は、今回が初めて。通常営業がされるなか、店内にサイン台が設置され、ファンが並ぶ様子を見た村田氏は「光栄なこと」と喜びつつ、「異常としか言いようがない。こんな光景見たことがない」と圧倒されていた。
同書の主人公は、コンビニバイト歴18年目の36歳未婚女性・古倉恵子。自身も、芥川賞受賞前は週に3回コンビニでアルバイトをしていたが、「8月いっぱいは休ませてもらっていたので、普通にお客としては来ていたけれど久しぶりに仕事として来たのがサイン会ってすごいこと」と驚き。
店員の大変さを知っていることから、「お店の方に申し訳ない」と恐縮し、今後のバイトについては「シフトを店長と相談している」。改めて、自身にとってコンビニはどういう存在か聞かれ、「世界に繋がる扉のような場所」と愛着をにじませていた。
同書の主人公は、コンビニバイト歴18年目の36歳未婚女性・古倉恵子。自身も、芥川賞受賞前は週に3回コンビニでアルバイトをしていたが、「8月いっぱいは休ませてもらっていたので、普通にお客としては来ていたけれど久しぶりに仕事として来たのがサイン会ってすごいこと」と驚き。
店員の大変さを知っていることから、「お店の方に申し訳ない」と恐縮し、今後のバイトについては「シフトを店長と相談している」。改めて、自身にとってコンビニはどういう存在か聞かれ、「世界に繋がる扉のような場所」と愛着をにじませていた。
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2016/08/24