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【コミケ90】今年も“夏コミケ”が開幕 コスプレ撮影エリア縮小の影響は?

 夏休み恒例となる日本最大級の同人誌即売会『コミックマーケット90』が12日、開幕した。昨夏は3日間で計55万人(コミックマーケット準備会発表)が来場していた同イベント。この日も始発から大勢のファンがかけつけ、開場1時間前には東京・有明の東京ビッグサイト周辺は完全に人で埋め尽くされた。今回も前回に続いてテロ対策のため警備体制が強化され、早朝から開場前の来場者への手荷物検査が実施されたが、開場後は混乱なく入場が続いている。

90回目を迎えたコミックマーケット (C)oricon ME inc.

90回目を迎えたコミックマーケット (C)oricon ME inc.

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 コミケの名物のひとつになっている、さまざまなアニメ、ゲームなどのキャラクターに扮したコスプレイヤーたち。その撮影のために大勢のファンが集うのがお馴染み。だが、今年は2020年の東京オリンピック開催に伴うビッグサイトの拡張工事のため、撮影エリアが縮小。例年のエリアでも大変な数のコスプレイヤーと撮影者でにぎわっていたが、エリア縮小により例年以上の混雑も予想される。

 今回、注目されているのは、昭和10年に開館した徳川美術館が人気ゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』と正式コラボした“徳川美術館ブース”やコスプレ専門誌『COSPLAY MODE』とタイアップ企画を行う大手手芸専門点『ユザワヤ』の企業ブース。さらに、創業101年目の老舗『杉本屋製菓株式会社』が、美少女キャラ「魔剣戦士グミ」を制作しコミケに初参戦する。また、一般ブースでは女性からの絶大な人気を誇る『おそ松さん』ブースの増加や、歌手・西川貴教がSNSで本人監修での出店を発表したオリジナル雑貨を出店するサークルが話題となっている。

 屋内イベントとしては、国内最大規模の50万人以上が毎回来場する“コミケ”。1975年よりスタートした同イベントは、漫画や小説、ソフトなどさまざまなジャンルの創作物を扱った即売会として、現在は夏と冬の年2回、それぞれ3日間にわたって開催されている。今回も、KADOKAWAや松竹、小学館などの企業がこぞって出展。新作のプロモーションが行われているほか、コミケオリジナルのグッズやキャラとイベントがコラボした遊び心のある展示も話題に。さらに、運営スタッフの名言案内なども恒例になっている。

 『コミックマーケット90』は、8月12日〜14日の3日間、東京ビッグサイトにて開催。

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