俳優の斎藤工が29日、大井競馬場で行われたトークショーに出席した。斎藤が登場すると、「たくみ〜！」と女性ファンから声援が上がり、人気の高さが伺えた。しかし、斎藤はイベント終了後の囲み取材で「あれは僕じゃないと思っている。これを過信してしまったら滅びる」と以前から変わらず謙虚な姿勢をみせた。

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　ドラマや映画に引っ張りだこだが、自身のブームについて「もう去りましたね」と分析した斎藤。「ブームは波や潮のように満ちては引いていく。それが自然の摂理」と冷静に話し、「僕は下積みが長かったのでそこが基盤になっている。浮かれたら終わり」と語った。

　斎藤は、東京シティ競馬（TCK）のイメージキャラクターを務めており、TCKの舞台裏に迫るドキュメンタリームービー『Backstage』を監督した。同ムービーには女優の剛力彩芽も出演しており、カメラを向けた斎藤は「剛力さんはフォトジェニック。ズルいんですよね」とほめ、「観た人が剛力さんに恋をしてくれれば」とアピールした。