世界中で大ヒットしたシリーズ1作目から6年ぶりにアリスが帰ってきた。7月1日公開の『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』の監督は前作のティム・バートンではなく、人形劇映画『ザ・マペッツ』(2011年)、『ザ・マペッツ2 ワールド・ツアー』(14年)のジェームズ・ボビン監督。英国人であるボビン監督は、原作であるルイス・キャロル(1832-1898)が著した『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』への造詣も深い。 原作の2冊は、英国では聖書やシェイクスピアに次いで読まれていると言われるほど。ボビン監督も「アリスの本は、祖父母の家にある。両親の家にある。そして自分たちの家にもある。インスティチューション(制度みたいなもの)なんだ」と話す。
2016/06/25