日本テレビ系演芸番組『笑点』(毎週日曜 後5:30)の6代目となる新司会に春風亭昇太(56)が決定した。22日に放送された『笑点 歌丸ラスト大喜利スペシャル』をもって司会を勇退する桂歌丸(79)から発表された。現メンバーのなかで2番目に若い昇太の抜てきに会場からは「えぇ〜」と驚きの声が漏れたが、放送後の会見で半ば“消去法”だったという起用理由を聞かされると、当の本人も「消去法なんですか?」と目を丸くした。 1959年12月生まれの昇太は、82年に春風亭柳昇のもとへ入門。92年には真打へとスピード昇進した。番組プロフィールには「ハチャメチャな新作落語で人気を得る一方、 昇太独自の現代的な解釈で取組む古典落語の会を積極的に開催。その実力が認められ、芸術祭大賞をはじめ、数々の賞を受賞してきた」と輝かしい経歴がズラリと並ぶ。
2016/05/23