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SUPER JUNIOR・キュヒョン、キスシーンでNG連発!?「どうしていいかわからなかった…」

 人気グループ・SUPER JUNIORのメンバーであり、ソロアーティストとしても活躍中のキュヒョンを独占取材。もうひとつの顔である俳優としてドラマ初主演を果した『ラブ・コントロール〜恋すると死んでしまう彼女ボンスン〜』(日本では5月14日より劇場公開)での自身の成長、エンタテインメントシーンでの今後の活動について想うことを聞いた。

ドラマ初主演で「みんなを引っ張っていかないといけない立場の責任感があった」と語るキュヒョン

ドラマ初主演で「みんなを引っ張っていかないといけない立場の責任感があった」と語るキュヒョン

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◆プレッシャーでミスもあった初ドラマ・キスシーン

――今作ではキスシーンがありますが、撮影はいかがでしたか?
【キュヒョン】 これまでに出演したミュージカルでもキスシーンの経験はあります。ただ、ミュージカルのキスシーンはハイライトで、ストーリーの流れで進行して決定的瞬間にキスシーンがあるじゃないですか。ドラマは今回が初めてでしたが、撮影がストーリーに添っているわけではなく、飛び飛びで行なわれたりします。さっきケンカをしていたばかりのに、すぐ次にラブシーンで泣いたり、撮影の順番がバラバラでとまどったりしていたのですが、そんななかで突然キスシーンの撮影になりました。しかも、人通りが多い場所でたくさんのひとが見ているなか……。そもそもキスシーンって、相手の女優さんにも僕にもプレッシャーがあるじゃないですか。なので、少しミスもありました。

――NGを出したとか。
【キュヒョン】 キスシーンでNGを連発したと言われるんですけど……すごく緊張していて、どうしていいかわからなかったんです。不本意にもそのシーンは何度も撮影することになりました。カメラを移動して撮影角度を変えながら、何度も同じシーンを撮らないといけないので、そのときは少し大変だった思い出があります。周りのひとたちが「なになに? キスするの?」と言いながら見ていたので(笑)。

――演じられたジュソンは冷たくて周囲に壁を作るキャラクターですが、キュヒョンさんと似ているところはありますか?
【キュヒョン】 僕は逆で、周りの人たちに意地悪やいたずらをたくさんして、親しくなろうとするタイプです。似ている部分は、運命論者(運命を信じる人)というところ。ジュソンは、出会いを目的にした合コンのような作られた席を嫌う性格ですが、僕もあまり好きではないんです。横断歩道で起こる運命を信じるタイプなので、そういうところは似ていると思います。

◆歌手はただ僕のありのままの姿を見せればいい

――初主演ドラマ撮影を終えたいま、俳優業と歌手業との違いをどんなところに感じていますか?
【キュヒョン】 俳優業は自分ではない人物として生きていく演技をしますが、歌手活動は自分らしく表現をすればいい。僕が何かをしているふりをする必要もなく、ただ僕のありのままの姿を見せればいい。そういう部分が違いますね。

――どちらがより自分に合っていると思いますか?
【キュヒョン】 これまでミュージカルにずっと出演してきた理由は、すごく楽しかったから。他の人の気持ちになって演技をして歌うことが楽しくて、自分に合っていると思っています。いままでドラマ出演にはあまり興味がなかったのですが、チャンスをいただいたのでやってみたら、こちらもおもしろかったです。舞台は思い通りの演技ができないといつまでも後悔が残る場合がありますが、ドラマは演技が気に入らなければ撮り直すこともできて、一番かっこよく映るシーンを見せることができるので、そういう部分は良いなと思います。

◆30代を目前にしてこれからの目標は?

――俳優活動も増えていますが、出演作を重ねることで演じる喜びや、演技の奥深さを感じていますか?
【キュヒョン】 このドラマの撮影が始まる前はすごく心配していたんです。アルバム、ミュージカル、ドラマと、3つの仕事が重なっていたので。しかも主演ということでかなり悩みましたが、撮影が始まってみたら、ドラマが初めてだったせいか楽しみながらできました。撮影スタッフもみんなお互いを思いやる雰囲気だったので、居心地がよい現場で楽な気持ちで臨むことができました。今回は、とにかくみんなを引っ張っていかないといけない立場だったので、責任感もありました。撮影に入ってからは、台本にない内容も「ジュソンだったらここでこう言うのではないか?」といつも考えながら、作品に愛着を持って演じました。難しい部分もたくさんありましたが、いい経験を積むことができたと思います。

――今作を通して成長した部分もあるのではないでしょうか。
【キュヒョン】 ドラマの撮影を経験したことは大きいと思います。初めてこういう作品(ラブストーリードラマ)に出演してその魅力もわかりましたし、演技の醍醐味も知りました。

――30代を目前にして、歌手、俳優、バラエティなど幅広く活躍されていますが、これからの目標はありますか?
【キュヒョン】 歌手活動は、ソロアルバムを出しながら、僕のカラーに合った僕らしい歌をこれからも出していきたいです。音楽の面では、ずっと僕がやりたい音楽で、ステージでファンの皆さんにお会いできればうれしいですね。ミュージカルはこれからも変わらず出演していきますが、ドラマもまた機会をいただけるのでしたらどんどんやっていきたいと思います。

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