ゴールデンウィーク直前の映画ランキングはアニメーション作品が盛況。4月23日・24日の『全国映画動員ランキングトップ10』（興行通信社調べ）は、読売テレビ・日本テレビ系で放送中の人気アニメ『名探偵コナン』の劇場版20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢＜ナイトメア＞』が、2日間で動員52万2023人、興収6億7920万6300円をあげ、2週連続1位を獲得した。累計興収は早くも25億円を突破した。2位にはディズニーの長編アニメーション『ズートピア』が初登場でランクインした。

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　『ズートピア』は、動物が人間のように暮らす楽園を舞台に描かれるファンタジーアドベンチャー。471スクリーンで23日に公開され、2日間で動員32万9513人、興収4億4580万4900円をあげた。同作の監督は日本でも根強い人気を誇る『塔の上のラプンツェル』のバイロン・ハワード氏と『シュガー・ラッシュ』のリッチ・ムーア氏。日本語吹替版では、初のウサギの警察官として奮闘する主人公ジュディの声を上戸彩、サギ師のキツネ・ニックを声優の森川智之が担当している。

　3位には『映画クレヨンしんちゃん 爆睡！ユメミーワールド大突撃』（2週目）が前週から1ランクダウンで踏みとどまり、6位には高橋和希氏の人気漫画『遊☆戯☆王』の20周年を記念して製作された『劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』が初登場。23日に137スクリーンで公開され、2日間で動員9万2396人、興収1億3301万600円をあげた。声の出演は風間俊介、津田健次郎らテレビアニメ版のキャストが集結。謎の少年・藍神役で林遣都が声優に初挑戦している。

　8位には動画サイトで人気のクリエイターユニット｢HoneyWorks｣原作の『ずっと前から好きでした。−告白実行委員会−』が2日間で動員5万528人、興収7050万7400円をあげ、81スクリーン公開ながらランクイン。

　10位は『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』（8週目）、11位にテレビアニメ第2期の今秋放送が発表された『劇場版 響け！ユーフォニアム−北宇治高校吹奏楽部へようこそ−』が続いた。

1　名探偵コナン 純黒の悪夢
2　【NEW】ズートピア
3　映画クレヨンしんちゃん 爆睡！ユメミーワールド大突撃
4　【NEW】アイアムアヒーロー
5　【NEW】レヴェナント：蘇えりし者
6　【NEW】劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS
7　映画 暗殺教室 −卒業編−
8　【NEW】ずっと前から好きでした。−告白実行委員会−
9　ちはやふる −上の句−
10　映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生