俳優の大泉洋と吉田鋼太郎が29日、CMキャラクターを務める「アサヒ もぎたて」新テレビCM発表会に出席。大泉はドラマ仕立ての新CMに「撮影は映画の現場みたいでした。仕上がりも映画みたいでカッコいい。ウルっとしました」と手応えを語った。同じくCM出演する菜々緒はビデオレターでの参加となった。

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　この日の発表会では、大泉、吉田がCMで着用した作業服の衣装で登壇した。4月5日より放映が始まる「24時間以内への挑戦篇」は、商品が生まれるまでのバックストーリーを描く本格ドラマ仕立ての構成。新任工場長を熱演する大泉は「スピーディーな撮影で、映画の現場みたいでした。仕上がりも映画のようでかっこいいです。60秒篇を観て、ウルっとしました」と完成した新CMに大満足の様子。

　吉田も「感動しました」と感無量の表情を浮かべ、「撮影はドラマ仕立てとうかがっていたので、シリアスな芝居で工場長に反発するシーンを撮りました。現場もけっこうシリアスな雰囲気だったんですよ（笑）。これでいいのかと考えましたけれど、それが活かされつつ、きっちり爽やかなCMに仕上がっていたのでびっくりしました」と太鼓判を押した。

　そして、CM内で3人が同僚役を演じていることにちなみ、ビデオ出演した菜々緒が“上司にするなら大泉さんか、吉田さんか”のお題に回答した。その結果は、案の定（!?）菜々緒は吉田を理想の上司に掲げるも、大泉じゃない理由が「大泉さんはおもしろすぎて、仕事を脱線してしまいそう」ということだったため、「それじゃ僕が真面目に仕事をしていない人みたいじゃないですか。僕の何を知っていると言うんだ」と自称・生真面目で固い男の大泉は主張した。

　その後、4月3日が誕生日で43歳になる大泉のバースデーを祝い、CMソング「SUNRISE」を書き下ろしたコブクロによるビデオメッセージと、バースデーケーキがサプライズで登場。吉田から巨大なスプーンをプレゼントされた大泉は、「まるで北海道で使う除雪用のスコップ！」と笑いを起こしながら、なんとかケーキをすくってみせ満足気な笑顔を見せた。

　新商品「アサヒ もぎたて」についてアサヒビール・平野伸一代表取締役社長は、「収穫後、24時間以内に搾汁した果汁のみを使用しています。新鮮で果汁感のある味わいをレモンとグレープフルーツで実現しました」と説明。独自技術の“アサヒフレッシュキープ製法”を採用することで、果実本来の香味成分劣化を抑制することが可能という。

　同イベント内で改めて乾杯した大泉も「ありそうでなかった、収穫から24時間以内に絞った新鮮なチューハイです。栓を開けてすぐ香り立つので、違いがわかると思います。ついつい飲みすぎちゃいますよ」とアピール。吉田も「袖に戻ったら飲もうと思っていました（笑）。長年、渋谷、新宿、吉祥寺、立石と飲み歩いていますが、これは本当に美味しいです。心から美味いと思いました」と酒好きの立場から自信を持って送り出した。