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女優の村川絵梨が、映画『花芯(かしん)』(8月6日公開)で主演を務めることが24日、わかった。原作は、瀬戸内寂聴氏が瀬戸内晴美として「新潮同人雑誌賞」を受賞するも、1958年の発表当時に批評家から「子宮作家」と批判を浴び、長く文壇的沈黙を余儀なくされた作品。村川は、親が決めた許嫁と結婚し息子をもうけながらも夫の上司に恋をし、世間の常識に背を向けながらも子宮の命ずるまま生きることを選び生きていく女性という難役を演じ切る。 親の決めた許婚と結婚した園子は、ある日突然、恋を知った。相手は、夫の上司。そして…。発表当時は批評家から批判を浴びたが、当時の世相に反逆するかのようなヒロインの生き様は、傷だらけになりながらも女としての性愛を貫いた熾烈な「女性の恋愛ドラマ」であり、現在にも通ずる女性の“愛欲”や“性愛”の真実を描き、普遍性を持った作品として今なお女性たちから支持されている。

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  • 瀬戸内寂聴氏の小説『花芯』を村川絵梨主演で実写化 (C)2016「花芯」製作委員会
  • 難役に挑んだ村川絵梨 (C)2016「花芯」製作委員会
  • 映画『花芯』場面カット (C)2016「花芯」製作委員会
  • 映画『花芯』場面カット (C)2016「花芯」製作委員会
  • 映画『花芯』に出演する安藤政信 (C)2016「花芯」製作委員会
  • 映画『花芯』に出演する林遣都 (C)2016「花芯」製作委員会

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