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佐藤健寿&丸山ゴンザレス、ベッキー騒動は「メディアの節目」

 独自の目線や強いこだわりを持って世界や日本を巡る人々(クレイジージャーニー)が「その人だから話せる」「その人しか知らない」常識離れした体験談を語る、TBS系伝聞型紀行バラエティ『クレイジージャーニー』(毎週木曜 後11:53)。先月27日に発売された2枚組DVDには、同番組の名物出演者の奇界遺産フォトグラファー・佐藤健寿氏と危険地帯ジャーナリスト・丸山ゴンザレス氏が登場している。ORICON STYLEでは、クレイジーな場所への取材を次々とこなす2人にインタビューを行い、不倫疑惑騒動からASKAブログ問題まで、年始の芸能界を揺るがす“きわどい話題”に踏み込んでもらった。

芸能界での“常識離れ”な出来事を語ってくれた(左から)丸山ゴンザレス氏、佐藤健寿氏 (C)ORICON NewS inc.

芸能界での“常識離れ”な出来事を語ってくれた(左から)丸山ゴンザレス氏、佐藤健寿氏 (C)ORICON NewS inc.

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ベッキー不倫騒動にみるテレビの変化

 『週刊文春』での報道から端を発した、タレント・ベッキー(31)とロックバンド・ゲスの極み乙女。川谷絵音(27)の不倫疑惑騒動。佐藤氏は「彼女たち個人のLINEが流出して、それがテレビで放送される。今までのテレビでやってきた“守られた世界”が、崩壊し始めてきている」と指摘。ネット時代を迎えたテレビの“役割の変化”を冷静に分析し、「ネットの人たちはウソが嫌いで、とにかくウソを暴きたいという心情が強い。だから『クレイジージャーニー』が割とウケていて、僕らみたいなものが、テレビに出ているのだと思う。メディアの節目だというところで(ベッキー騒動は)象徴的な事件だなと思います」。

 また佐藤氏は、当面の間休業することが発表されたベッキーに「タヒチの離島に行った時に、ホテルの支配人が『そういえば、この前女優の○さんがここに3ヶ月くらい滞在してました。不倫騒動があって、ずっと逃げていたみたいです』と言っていたので、何かあったら海外に行ったらいいんじゃないかと思います」とアドバイス。丸山氏も「雑音も聞こえないし、いいと思います」と同調しつつ、さらに“ディープ”な方向へと話を進め「犯罪者の引き渡し条約の関係があるので、警察から逃げるならフィリピン、裏社会から逃げるならアメリカです。逃げ方の相談とかはされないのですが、裏社会の方から『お前、アイツを追っているのか?』という確認の連絡が来たことはあります」。クレイジージャーニーの名に偽りなし、幾多の修羅場をくぐり抜けている。

■ASKAブログ問題から読み解く“脆さ”

 2日、覚せい剤取締法違反(所持)の容疑で現行犯逮捕された元プロ野球選手の清原和博容疑者(48)に関する報道がこのところ集中しているが、1月には2014年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受けた歌手のASKA(57)本人が書いたとされる9万字超のブログがネット上で公開(現在は削除)。とりわけ“盗撮盗聴集団との戦い”を綴った部分は大きな話題となった。佐藤氏は、ネット上でささやかれる「ASKAが某ゲームのネット掲示板でのやりとりを見て、『盗聴されている』と錯覚したのではないか」との仮説を前提に「あれだけの有名人がエゴサーチ(SNS上で自分の評価を確認すること)をしていたことがきっかけだったとしたら、これもネット的な事件だなと思う」と持論を展開。ネット上で沸き起こる暴言の数々に、免疫がない芸能人たちを思いやった「自分たちが普段ネットを使って生きているから、僕はネット上での罵詈雑言を気にしてない。でも、たまにツイッターとかでムキになって返事しちゃう芸能人の方がいるじゃないですか。普段ずっとほめられ続けているから、耐性ができてないんじゃないかな」。

 一方、丸山氏は「(薬物使用などの)犯罪にも一線っていうのがあるんですけど、それを越える人たちって価値基準が独特ですよね。取材対象として興味はあります」と淡々と話す。裏社会を取材する際の線引きについては「リアルなドラッグの取引現場に行きたいからと言って、ユーザーになるのは完全に一線を越えてる。どこまで潜入取材をやっていいのかは、その都度自分で考えてますね」と明かした。

 最近の芸能界での“常識離れ”な出来事を、自身の濃密な体験から語ってくれた佐藤氏と丸山氏だが、最後に番組への思いを語ってくれた。「『クレイジージャーニー』は、MCの松本(人志)さん達やスタッフの方々も含めて、本当に興味を持ってくれて、出来る限りの誠意を持って伝えてくれている。日本では画期的な番組だと思うし、そこに関われていることがうれしい」(佐藤氏)。「この番組には、僕とか佐藤さん以外にも、いろんな人が出ているので、そういう変わった旅をやってる人がいるというのを知って、興味を持っていただけたら。この番組が、ひとつのジャンルになっていくような感じがします」(丸山氏)。

『クレイジージャーニー』DVD(2枚組)
DISC1…「マンホールタウンに潜入」(丸山ゴンザレス)「恐怖と神秘の洞窟探検」(洞窟探検家・吉田勝次)「アラスカに取り憑かれた男」(アラスカ写真家・松本紀生)
DISC2…「世界四大廃墟巡礼の旅 前編・後編」(佐藤健寿)「マサイ戦士の妻」(マサイ戦士の妻・永松真紀)

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  • 芸能界での“常識離れ”な出来事を語ってくれた(左から)丸山ゴンザレス氏、佐藤健寿氏 (C)ORICON NewS inc.
  • ベッキー騒動は「メディアの節目」だと分析する佐藤健寿氏 (C)ORICON NewS inc.
  • ORICON STYLEのインタビューに応じた丸山ゴンザレス氏 (C)ORICON NewS inc.
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