国の重要文化財に指定されている東京・日本橋の建造物「三井本館」の外壁が、11日より桜色にライトアップされる。同エリア周辺で初開催中のイルミネーション企画「NIONBASHI ILLUMINATION collaborated with FLOWERS」の一環で行われるもので、“春の花”をテーマに演出する。 戦前の三井財閥により建てられた「三井本館」。現在の建物は1902年に竣工した旧本館が関東大震災で被災したことにより、1929年に建て替えられたもので、第二次世界大戦後は一時期、GHQにより一部フロアを接収されたことも。激動の昭和を80年以上にわたり見守り続け、1998年には国の重要文化財に指定された。
2015/12/10