プロレスラーの蝶野正洋が出演する『ガールズ＆パンツァー 劇場版』（公開中）のテレビCMが話題だ。深夜のアニメ枠などでオンエアされたのは5種類あるCMのうちの1本だけだが、「ガルパンおじさんの鑑」などと、すっかり「ガルパン応援大使」としてファンにも認められている。

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　ネット上では、全CMが公開されており、劇中キャラクターの一人、秋山優花里の 「ヒャッホウ！最高だぜ！」というせりふを蝶野が渋く決めるバージョンもある。撮影には、リアルな造形で話題を呼んだ、主人公・西住みほたちあんこうチームが搭乗するIV号戦車の実物大プロップが使用され、「ガルパン応援大使」としての意気込みが感じられるものになっている。

　蝶野と『ガルパン』との出合いは、7月に茨城・大洗町で行われたイベントで、ガルパンのイベントステージの後が偶然、蝶野のステージだった事がきっかけ。その際のイベントの様子や、街に設置されているキャラクターの看板などでガルパンに触れ、関係者と食事などで交流を経て、ガルパンのテレビシリーズを全話視聴。作品に「蝶野」というキャラクターが登場したり、ドイツ戦車が活躍していたり、何よりもストーリーを気にいったことから、正式に「ガルパン応援大使」に就任するに至り、11月15日に行われた「大洗 あんこう祭」のステージ上で報告が行われた。

　今回のテレビCMへの出演のほかにも、キャラクターソングならぬ“戦車”を歌ったタンクソング『タンソン ミニアルバム』（12月2日発売）に「超重戦車級王者マウス」の歌唱で参加している。

　『ガールズ＆パンツァー 劇場版』は、公開2週目の週末（11月28・29日）も4万1957人を動員、興行収入6493万3050円をあげ、映画ランキングで2週連続2位をキープ。3週目（12月5日〜）の来場者特典として、「キャラクターデザイン・杉本功描き下ろしポストカード」（全5種）がランダム配布されることも決定した（※無くなり次第終了）。

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