「平成27年度NHK新人落語大賞」が26日、大阪・堺市美原文化会館で行われ、大賞に桂佐ん吉が輝いた。きのう『NHKお笑い新人お笑い大賞』を受賞したお笑いコンビのチョコレートプラネットの公約に便乗して、朝ドラへの出演を熱望した。
伝統ある若手の登竜門となっている『NHK新人演芸大賞』の「落語部門」が、昨年より『NHK新人落語大賞』に名称を変更。106名の落語家が参加するなか、“入門15年未満”という参加資格から今回が“ラストチャンス”となっていた桂佐ん吉が頂点に立った。
桂吉朝を師匠に持つ佐ん吉は、2001年に入門し、05年には桂米朝のもとでの3年間の内弟子修行をした経験を持つ。この日は「しぐさがたくさんあって、華やかな話だから」との理由から、太鼓持ちが主人公の「愛宕山」を披露した。
大賞受賞後に行われた囲み取材では、「入門してからこれを目標に毎年チャレンジしてきた。最後の最後で夢のようです」としみじみ。05年に師匠の吉朝が亡くなってから今年で10年、さらに今年3月には米朝が亡くなったというタイミングでの受賞に「(2人の)見えざる力みたいなものが、追い風になると思ってました」と天を仰いだ。
これからの目標については「間を取れるところは取る、わっと(噺を進めて)いくところはいけるように技術を高めて、大きな芸をお見せできるようになりたい」と意気込み。きのう『NHKお笑い新人お笑い大賞』を受賞したチョコレートプラネットが「朝ドラ出演」を懇願していることが伝えられると、「そしたら、僕も朝ドラ出たい!」と早速便乗して笑わせていた。
同大会にはそのほか、笑福亭べ瓶、瀧川鯉八、柳亭小痴楽、春風亭昇々も出場。審査員を桂文珍、柳家権太楼、恩田雅和、松倉久幸、片岡鶴太郎、やまだよりこ、NHK大阪放送局制作部長の山元浩昭氏が務めた。本選の様子は、31日の午後3時5分から総合テレビで放送される。
伝統ある若手の登竜門となっている『NHK新人演芸大賞』の「落語部門」が、昨年より『NHK新人落語大賞』に名称を変更。106名の落語家が参加するなか、“入門15年未満”という参加資格から今回が“ラストチャンス”となっていた桂佐ん吉が頂点に立った。
桂吉朝を師匠に持つ佐ん吉は、2001年に入門し、05年には桂米朝のもとでの3年間の内弟子修行をした経験を持つ。この日は「しぐさがたくさんあって、華やかな話だから」との理由から、太鼓持ちが主人公の「愛宕山」を披露した。
大賞受賞後に行われた囲み取材では、「入門してからこれを目標に毎年チャレンジしてきた。最後の最後で夢のようです」としみじみ。05年に師匠の吉朝が亡くなってから今年で10年、さらに今年3月には米朝が亡くなったというタイミングでの受賞に「(2人の)見えざる力みたいなものが、追い風になると思ってました」と天を仰いだ。
これからの目標については「間を取れるところは取る、わっと(噺を進めて)いくところはいけるように技術を高めて、大きな芸をお見せできるようになりたい」と意気込み。きのう『NHKお笑い新人お笑い大賞』を受賞したチョコレートプラネットが「朝ドラ出演」を懇願していることが伝えられると、「そしたら、僕も朝ドラ出たい!」と早速便乗して笑わせていた。
同大会にはそのほか、笑福亭べ瓶、瀧川鯉八、柳亭小痴楽、春風亭昇々も出場。審査員を桂文珍、柳家権太楼、恩田雅和、松倉久幸、片岡鶴太郎、やまだよりこ、NHK大阪放送局制作部長の山元浩昭氏が務めた。本選の様子は、31日の午後3時5分から総合テレビで放送される。
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2015/10/26