音楽プロデューサーのつんく♂が9日、都内記念会館で行われたNPO法人日本子守唄協会創立15周年記念を祝う『クミコ コンサート”うまれてきてくれて ありがとう”』にサプライズ出演。作曲を手がけた子守唄「うまれてきてくれて ありがとう」をクミコが歌う後ろで、何度もハンカチで目を覆いながらともに口ずさんだ。
クミコから呼ばれ、大きな拍手に迎えられ登場したつんく♂は手紙を持参。クミコの代読で「こうやって立派な音楽ホールで皆様とお会い出来たこと光栄に思っております」と感謝し、「次女はこの『うまれてきてくれて ありがとう』の曲の元となる鼻歌を聞きながら寝るのが好きな子でした」とつづった。今では3人の子どもみんながこの曲を気に入っており、「寝る前に『ねぇ、あのありがとうのやつ、聞きたい』と言って聞きながら眠っています」と、クミコが手紙を読む隣で身振りを交えて伝えた。
クミコは「生で聴いてくださると言うことで、心を込めて歌いたいと思います」と背筋を伸ばし、つんく♂と同曲を作詞を手がけた湯川れい子氏が見守る前で熱唱。つんく♂は、一言一言をかみしめるように口ずさみ、感動の涙を浮かべてはハンカチで目を覆った。
歌唱が終わり大きな拍手に包まれる中、つんく♂と固い握手を交わしたクミコは「子どもがいない私ですが、子どものように大切に育てていきたいと思います」と決意を新たにした。
つんく♂との楽曲制作を振り返った湯川氏は、「例えば私が『抱っこしてずしりと重い』と書くと、つんく♂さんが『そんなこと言っていいか分からないけど、うまれてきてくれてありがとうだけど、世の中には抱っこできない赤ちゃんもいるんじゃないか。僕がプロデュースするならそこまで考えちゃう』と言ってくれた」とつんくの配慮を絶賛。「何よりも若いお母さんに聴いてほしい。平成の子守唄としてなんとか残ってほしい」と呼びかけた。
コンサートでは、広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデル・佐々木禎子さんの物語を題材にした代表曲「INORI〜祈り〜」、長崎・佐世保大空襲の体験を元に古賀力氏が訳詞した戦後70年メッセージソング「先生のオルガン」、朝ドラ『花子とアン』や『マッサン』でヒロインが原曲を口ずさんだことがきっかけで注目を集めた「広い河の岸辺〜The Water Is Wide〜」など、アンコール含む13曲をしっとり歌い上げ、集まった約1000人の観客を優しく包んでいた。
以下、つんく♂手紙全文。
子守唄協会15周年おめでとうございます。
こうやって立派な音楽ホールで皆様とお会い出来たこと光栄に思っております。
子守唄って遠い昔から歌い継がれて来たものがたくさんあるとは思います。
しかし、世の中もどんどん変動していく中で今この世の中が求めている子守唄が絶対にあるんだと思うんです。
だからきっとこの協会も発足されたんじゃないかなと思うわけです。
7歳になる長男が2歳くらいまでの話ですが、彼がなかなか寝付けないとき、寝付くまで肩に顔を乗せて抱っこして部屋の中をゆっくり歩き回るといつの間にか寝てくれる子でした。
同じ双子の長女は「シングルベッド」の鼻歌が大好きな子でした。
そして、次女はこの「うまれてきてくれて ありがとう」の曲の元となる鼻歌を聞きながら寝るのが好きな子でした。
今では3人ともこのクミコさんの「うまれてきてくれて ありがとう」が大好きで
寝る前に「ねぇ、あのありがとうの奴 聞きたい」と言って聞きながら眠っています。
この曲ってクミコさんの不思議な癒しボイスのおかげで一度でも聞いたら不思議となんだか懐かしい子どもの頃に戻ったような気分になれる曲だとおもうんです。
一人でも多くの人に耳にして居ただけるチャンスがあれば
日本国中、とっても幸せな気分に浸れるのになぁとおもっております。
つんく♂
クミコから呼ばれ、大きな拍手に迎えられ登場したつんく♂は手紙を持参。クミコの代読で「こうやって立派な音楽ホールで皆様とお会い出来たこと光栄に思っております」と感謝し、「次女はこの『うまれてきてくれて ありがとう』の曲の元となる鼻歌を聞きながら寝るのが好きな子でした」とつづった。今では3人の子どもみんながこの曲を気に入っており、「寝る前に『ねぇ、あのありがとうのやつ、聞きたい』と言って聞きながら眠っています」と、クミコが手紙を読む隣で身振りを交えて伝えた。
クミコは「生で聴いてくださると言うことで、心を込めて歌いたいと思います」と背筋を伸ばし、つんく♂と同曲を作詞を手がけた湯川れい子氏が見守る前で熱唱。つんく♂は、一言一言をかみしめるように口ずさみ、感動の涙を浮かべてはハンカチで目を覆った。
歌唱が終わり大きな拍手に包まれる中、つんく♂と固い握手を交わしたクミコは「子どもがいない私ですが、子どものように大切に育てていきたいと思います」と決意を新たにした。
つんく♂との楽曲制作を振り返った湯川氏は、「例えば私が『抱っこしてずしりと重い』と書くと、つんく♂さんが『そんなこと言っていいか分からないけど、うまれてきてくれてありがとうだけど、世の中には抱っこできない赤ちゃんもいるんじゃないか。僕がプロデュースするならそこまで考えちゃう』と言ってくれた」とつんくの配慮を絶賛。「何よりも若いお母さんに聴いてほしい。平成の子守唄としてなんとか残ってほしい」と呼びかけた。
コンサートでは、広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデル・佐々木禎子さんの物語を題材にした代表曲「INORI〜祈り〜」、長崎・佐世保大空襲の体験を元に古賀力氏が訳詞した戦後70年メッセージソング「先生のオルガン」、朝ドラ『花子とアン』や『マッサン』でヒロインが原曲を口ずさんだことがきっかけで注目を集めた「広い河の岸辺〜The Water Is Wide〜」など、アンコール含む13曲をしっとり歌い上げ、集まった約1000人の観客を優しく包んでいた。
以下、つんく♂手紙全文。
子守唄協会15周年おめでとうございます。
こうやって立派な音楽ホールで皆様とお会い出来たこと光栄に思っております。
子守唄って遠い昔から歌い継がれて来たものがたくさんあるとは思います。
しかし、世の中もどんどん変動していく中で今この世の中が求めている子守唄が絶対にあるんだと思うんです。
だからきっとこの協会も発足されたんじゃないかなと思うわけです。
7歳になる長男が2歳くらいまでの話ですが、彼がなかなか寝付けないとき、寝付くまで肩に顔を乗せて抱っこして部屋の中をゆっくり歩き回るといつの間にか寝てくれる子でした。
同じ双子の長女は「シングルベッド」の鼻歌が大好きな子でした。
そして、次女はこの「うまれてきてくれて ありがとう」の曲の元となる鼻歌を聞きながら寝るのが好きな子でした。
今では3人ともこのクミコさんの「うまれてきてくれて ありがとう」が大好きで
寝る前に「ねぇ、あのありがとうの奴 聞きたい」と言って聞きながら眠っています。
この曲ってクミコさんの不思議な癒しボイスのおかげで一度でも聞いたら不思議となんだか懐かしい子どもの頃に戻ったような気分になれる曲だとおもうんです。
一人でも多くの人に耳にして居ただけるチャンスがあれば
日本国中、とっても幸せな気分に浸れるのになぁとおもっております。
つんく♂
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2015/10/09