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松本人志、『週刊少年サンデー』編集長にエール「これはすごい」

 お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が30日、フジテレビ系『ワイドナB面』(毎週日曜 前10:55)で話題にした、『週刊少年サンデー』(小学館)の新編集長の“改革宣言”について、「これはすごい。一歩間違えれば独裁者ってことですから。それを覚悟した上での発言というか、大したもんだと思う。相当の自信がないとできない」と感嘆の声を上げた。

松本人志 (C)ORICON NewS inc.

松本人志 (C)ORICON NewS inc.

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 番組では、視聴者から取り上げてほしいニュースを募集しており、この日は、都内在住の33歳の男性からの投稿をもとに、『少年サンデー』の新編集長に就任した市原武法氏が、今月19日発売の同誌38号に掲載した今後の編集方針をつづった革宣言文を話題にした。

 「今後、生え抜きの新人作家さんの育成を絶対的な使命とします」
 「この方針に反する行動をとる編集部員は容赦なく少年サンデー編集部から去ってもらいます」
 「中堅・ベテラン作家さんの力も絶対に必要」
 「伝統と革新の絶妙なバランスこそが雑誌の『雑』の部分を魅力的に形成する原動力だと僕は確信しています」
 「掲載作の決定は編集長である僕がただ一人で行います。僕の独断と偏見と美意識がすべてです」
 「今後の少年サンデーの運命の責任は僕一人が背負う覚悟の表明でもあります」

と、いった宣言文の中身を抜粋して伝え、市原氏を、同局でアニメ・実写化した『信長協奏曲』の作者・石井あゆみ氏をはじめ、新人作家の育成に注力してきた編集者として紹介。日本雑誌協会のデータをもとに、3大少年漫画誌の中で『少年サンデー』の発行部数の減少率(前年同期比で−12.8%)が、『週刊少年ジャンプ』(集英社、同−10.5%)や『週刊少年マガジン』(講談社、同−9.4%)よりも大きいという背景事情についても解説した。

 ゲストコメンテーターとして出演する南海キャンディーズの山里亮太は『進撃の巨人』の大ヒットで講談社が2013年11月期に18期ぶりに増収に転じた例を上げ、「これくらいのギャンブルを仕掛けないと雑誌全体の復活はないと思う」と市原編集長に期待するコメントをしていた。

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