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“歌とダンスの化学反応”スティーヴィー・ワンダーと菅原小春がコラボ

 米歌手のスティーヴィー・ワンダーと世界的に活躍するダンサー&コレオグラファーの菅原小春(すがわらこはる)が、TDKのテレビCM「なにかと出会う。なにかが生まれる。」篇でコラボレーションしていることが、わかった。スティーヴィーは、約30年前に同社のカセットテープのCMに出演していた。今回のCMでは、スティーヴィーが1973年の大ヒット曲「ハイアー・グラウンド」をキーボードで演奏しながら歌い、菅原がダイナミックなダンスパフォーマンスで魅せている。

CMで共演したスティーヴィー・ワンダーと菅原小春

CMで共演したスティーヴィー・ワンダーと菅原小春

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 「ハイアー・グラウンド」は、スティーヴィーが1973年8月に交通事故で瀕死の重傷を負い、4日間も生死の間を彷徨った経験から、第二の人生(輪廻転生)について歌った意味深い楽曲。そんな楽曲を使用した今回のCMでは、「なにかと出会う。なにかが生まれる。」をテーマに、「ジャンルの異なるふたつの才能が引き寄せ合って生まれるもの」と歌とダンスの化学反応が楽しめる。

 スティーヴィーは「まるで親戚のような昔からの顔なじみの仲間たちとの再会」と約30年前を振り返り、「そこに加わる新しい家族のような仲間(菅原さん)の発見、この素敵な組み合わせで、最高の気分です」と喜んでいる。一方の菅原は、「お父さんがスティーヴィー・ワンダーさんの音楽をよく聴いていたので、私の体や耳にも自然と染み付いていました」と言い、「(今回のCMでは)彼(スティーヴィー・ワンダー)の音の一部になれたらいいなと思います。意気込まずに、自然に楽しんでリアルの音を感じられたら」とダンスで音を表現している。

 盲目の歌手・スティーヴィーは、13歳という若さで「フィンガーティップス・パート2」が全米で大ヒット。その後も計25部門で『グラミー賞』を受賞のほか、『ゴールデングローブ賞』や『アカデミー賞』などを受賞。1989年1月には、「ロックの殿堂」入りを果たす。作曲や公演を通じて慈善事業や平和活動においても積極的に取り組んでいる。

 10歳からダンスを始めた菅原は、10代で様々なダンスコンテストで優勝。2010年に米・ロサンゼルスに渡り、いくつものジャンルを網羅し、独自のダンススタイルを築く。帰国後、2NE1や少女時代、倖田來未などの有名アーティストの振り付けを担当。三浦大知の17thシングル「Unlock」のミュージックビデオでは、両者の“ダンスバトル”が「鳥肌モノ」「かっこよすぎる」と話題になった。ナイキ「Fuelband」やGoogle AndroidのCMに起用され、メディアでも注目を集めている。現在は、世界各地でワークショップ(ダンスレッスン)を行っており、海外でも実力の高さが認められている。

 「なにかと出会う。なにかが生まれる。」篇は、8月17日より一部地域を除き全国で放送。

◆世界を魅了するスティーヴィー・ワンダーと菅原小春の最強コラボ動画

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  • CMで共演したスティーヴィー・ワンダーと菅原小春
  • スティーヴィー・ワンダー
  • 菅原小春
  • (左から)菅原小春、スティーヴィー・ワンダー

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