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【全文】AKB川栄李奈、感謝の手紙で涙「本当にありがとう」

 AKB48川栄李奈が2日、さいたまスーパーアリーナで行われた卒業コンサートで、涙ながらに手紙を読み上げ、1万8000人の観客に感謝の思いを告げた。川栄の手紙全文は以下のとおり。

『AKB48真夏の単独コンサート in さいたまスーパーアリーナ〜川栄さんのことが好きでした〜』2日夜公演の模様(C)AKS

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 きょうはファンの皆さんに手紙を書いてきました。普段はあまり素直な気持ちを言えないので、言わせてください。約5年間、こんな私を支えてくださったファンの皆さん、応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

 AKB48に入る前の私は、何の夢も持たず、ただ毎日同じような日々を過ごしていました。あるとき友達に誘われて、AKBのオーディションを受けました。受かるわけがないと思っていたのに、11期生として合格しました。

 ダンスも歌も苦手で、公演に出れば一人踊れず真ん中でずっと突っ立っていました。当時の私は、やりたくないからやらない、できない、もう無理とすぐに投げ出していました。でもそんな私にも、応援してるから頑張ってねと温かい声をかけてくれるファンの皆さんがいました。

 そのうち私には、選抜メンバーに入るという大きな夢ができました。握手会で選抜メンバーに入りたいと言ったら、おととしの総選挙で25位という選抜(上位16位以内)に限りなく近い場所に連れて行ってくれました。そして去年の総選挙では皆さんにたくさんご心配をおかけしましたが、16位という素敵な順位をいただいて、応援してくださった皆さんが私の夢をかなえてくださいました。

 そんな中で、自分の次の夢はなんだろうと考えた時、私が今一番やりたいことは、お芝居をすることだと思いました。これから先、何が起こるかわからないから、私はやりたいときにやりたいことをやろうと思いました。

 応援してくださる方がいるから、私は頑張れます。いつかテレビや舞台でたくさん活躍する姿を皆さんに見せることが、私なりの恩返しだと思っています。決して簡単なことではないけど、日々努力して頑張ります。なので、これからも応援よろしくお願いします。5年間本当にありがとうございました。



 本編が終了し、アンコールならぬ川栄の愛称の「りっちゃん」コールに包まれた会場は一面、白いペンライトで染まった。スタンド席の観客は赤と白のボードを掲げて、「サンキュー」の文字を浮かび上がらせ、グループに笑いを振りまいた川栄に感謝の気持ちを伝えた。

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