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『僕だけがいない街』実写映画化 藤原竜也&有村架純が初共演

 『ヤングエース』(KADOKAWA)で連載中の三部けい氏による漫画『僕だけがいない街』が、俳優・藤原竜也主演で実写映画化されることが23日、わかった。原作は『マンガ大賞』『このマンガがすごい!』で2年連続ランクインし話題となり、映像化のオファーが50件以上殺到した話題作。過去から引きずる未解決事件を巡って、現在の記憶を持ったまま11歳のころに戻る29歳の青年・藤沼悟を藤原が演じ、過去の事件から心を閉ざした悟の心を開く、ヒロイン・片桐愛梨を有村架純が演じる。

映画『僕だけがいない街』で初共演する(左から)藤原竜也、有村架純

映画『僕だけがいない街』で初共演する(左から)藤原竜也、有村架純

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 同作は、売れない漫画家でごく普通のフリーターの悟(藤原)が、自身の意図とは無関係に【時空移動=タイムリープ】する“再上映(リバイバル)”という謎の特殊な現象に巻き込まれるミステリー。18年前の小学生の頃に起きた児童連続誘拐事件の真犯人と、その凶刃に倒れた母を救うため、大人のマインドを持ったまま小学生の過去をやり直し、現在と過去に起こる事件の謎を解き明かしていく。

 同級生と殺し合い、死神のノートで殺人を繰り返す大量殺人犯、借金まみれで鉄骨渡り…。これまで個性的な役を演じてきた藤原は、原作を読んで「読み始めから最後まで、ページをめくる手が止まりませんでした。早く続きが読みたくて仕方ありません」と夢中になったことを明かし、「複雑な心情をどう演じようか、今から考え始めています」と胸を躍らせる。初共演となる有村には「非常に楽しみにしております。若く才能のある方と組ませていただけることが、今の自分にとって大きな刺激になると思います」と期待を寄せた。

 悟の心を開くきっかけを与えた愛梨を演じる有村は「原作の世界観を壊さないよう、お芝居を取り組めたらと思います」と意気込み。「私が演じる愛梨が大切にしなければいけないことは、藤原さん演じる悟に全力で寄り添うことかなと思いました。信じる力を大切に、愛梨を大切に、演じられればと思います」とイメージを膨らませている。

 そのほか、悟の母・藤沼佐知子役を石田ゆり子、悟の小学校の教師・八代学役で及川光博が出演。監督は『ROOKIES〜卒業〜』『ツナグ』の平川雄一朗氏が務める。原作者の三部氏は、映画化実現に驚きと喜びを語り「映画スタッフという新たな育ての親を得て、『僕だけがいない街』がどんな成長を遂げるのか、とても楽しみです!」とコメントを寄せている。

 映画『僕だけがいない街』は2016年春公開。

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