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又吉受賞で報道関係者、3倍の350人 “異例”単独会見で2時間超え

 小説『火花』が『第153回芥川賞』に選出されたお笑いコンビ・ピース又吉直樹(35)が16日、都内で行った受賞会見には、お笑い芸人として初の快挙を成し遂げた又吉の第一声を取材しようと異例の数、約350人の報道関係者が詰めかけた。

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 会見場に用意された既定の座席は当然のごとく満席となり、その後方に立ち見スペースが設けられる“盛況”ぶり。これには主催者側も「報道陣の方がいつもの3倍くらい来てもらっていますね。まさに又吉さん効果」とにっこり。又吉ら受賞者が登場すると、まばゆいばかりのフラッシュがたかれ、この日の“主役”又吉に向かって「ピースをお願いします!」「笑顔で!」とカメラマンたちが次々にリクエストを飛ばした。

 異例なのは、会場の混雑ぶりだけではなかった。過去の会見では、受賞者一人ひとりが約15分の持ち時間で喜びを語り、質疑応答に応じるのが通例。しかし、又吉の声を少しでも多く拾おうと各メディアが熱望したことから急きょ、又吉のみの2度目の会見が開かれた。結局、午後8時45分ごろスタートした会見は約2時間という長丁場で幕を下ろした。

 金屏風の前に座り、会見に臨んだ又吉は大勢の報道陣を前に「すごいびっくりしたけど、うれしいです。ありがとうございます!」と喜ぶ半面、「緊張してますし、まだ信じられない」と恐縮しっぱなしだった。

 今後は芸人としての活動と執筆活動を両立させる意向の又吉。会見では「思い入れが強いので(作品の)空気感が反映されたらいい」と『火花』の映像化も前向きに語り、次回作についても「恥をかいてもいいから絶対に書きます」と意欲を燃やしていた。

 異例づくしの受賞会見が、偉業を成し遂げた“作家”又吉直樹への期待の大きさを如実に物語っていることは言うまでもない。



関連写真

  • 例年の3倍の報道関係者が詰めかけた又吉の受賞会見。“作家”としての注目度と期待の大きさが表れていた (C)ORICON NewS inc.
  • 芥川賞で「ピース」! カメラに向かって笑顔をみせる又吉 (C)ORICON NewS inc.
  • 芥川賞を受賞し、会見を行ったピース・又吉直樹 (C)ORICON NewS inc.
  • (左から)直木賞を受賞した東山彰良氏、芥川賞受賞のピース・又吉直樹、羽田圭介氏 (C)ORICON NewS inc.

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