5月28日に大腸がんのため亡くなった俳優の今井雅之さん(享年54歳)のお別れ会が16日、都内でしめやかに営まれ、弔問に訪れた女優の酒井法子が報道陣の取材に応じた。目を真っ赤に腫らして会見場に現れた酒井は時折、大粒の涙で頬を濡らしながら、「こんな私を支えてくれてありがとうございました」と今井さんへの感謝の言葉を述べた。
改めて心情を聞かれた酒井は、言葉を詰まらせながらも「今井さんには生前、お世話になりましたので…すごく寂しいです。心からありがとうございました。感謝の気持ち、それしかないです」と吐露。今井さんの印象について「すごくかっこよくて、心のある方、大好きです」と何度もハンカチで涙をぬぐった。
2009年に覚醒剤取締法違反で逮捕された酒井は、2012年に芸能界復帰作となった舞台『碧空の狂詩曲〜お市の方外伝〜』で今井さんと共演。「すべてをよく見ていらっしゃる方なので、いつもそれをしっかり受け止めて、褒めてもくれました」と沈痛の表情で絞り出し、「人一倍つらかった時に、そばにいてくれたんじゃないかと思います。怖かったとき、すごい支えてくださった。すべてが思い出です」と感謝の言葉を繰り返した。
2013年には今井さんが脚本・演出を務める舞台『手をつないでかえろうよ』を酒井が降板する騒動もあったが、その後も親交を続けていた。闘病生活中だった今井さんとの最後の会話は「いつも応援してくださっていたので『また一緒にやろうな』って言ってくださった」と激励の言葉だったようで「冗談やバカ話もしました」と懐かしむように振り返っていた。
1961年4月21日生まれ、兵庫県出身の今井さんは、一度は自衛隊の道に進んだものの家族の反対を押し切って退職。1986年の奈良橋陽子演出の舞台『MONKEY』で役者デビュー。1996年には『静かな生活』で日本アカデミー賞助演男優賞を受賞した。一方、自らが自身が脚本・演出を手がけた『THE WINDS OF GOD』がブロードウェイでも上演、同舞台はライフワークとしてロングラン公演を続けるなど、演出家としても活躍した。生前は、男気あふれる人柄で多くの人から支持を得ていたが、昨年11月に体調不良を訴え7ヶ月間の闘病生活の末、惜しまれながらも5月28日に永眠した。
改めて心情を聞かれた酒井は、言葉を詰まらせながらも「今井さんには生前、お世話になりましたので…すごく寂しいです。心からありがとうございました。感謝の気持ち、それしかないです」と吐露。今井さんの印象について「すごくかっこよくて、心のある方、大好きです」と何度もハンカチで涙をぬぐった。
2009年に覚醒剤取締法違反で逮捕された酒井は、2012年に芸能界復帰作となった舞台『碧空の狂詩曲〜お市の方外伝〜』で今井さんと共演。「すべてをよく見ていらっしゃる方なので、いつもそれをしっかり受け止めて、褒めてもくれました」と沈痛の表情で絞り出し、「人一倍つらかった時に、そばにいてくれたんじゃないかと思います。怖かったとき、すごい支えてくださった。すべてが思い出です」と感謝の言葉を繰り返した。
2013年には今井さんが脚本・演出を務める舞台『手をつないでかえろうよ』を酒井が降板する騒動もあったが、その後も親交を続けていた。闘病生活中だった今井さんとの最後の会話は「いつも応援してくださっていたので『また一緒にやろうな』って言ってくださった」と激励の言葉だったようで「冗談やバカ話もしました」と懐かしむように振り返っていた。
1961年4月21日生まれ、兵庫県出身の今井さんは、一度は自衛隊の道に進んだものの家族の反対を押し切って退職。1986年の奈良橋陽子演出の舞台『MONKEY』で役者デビュー。1996年には『静かな生活』で日本アカデミー賞助演男優賞を受賞した。一方、自らが自身が脚本・演出を手がけた『THE WINDS OF GOD』がブロードウェイでも上演、同舞台はライフワークとしてロングラン公演を続けるなど、演出家としても活躍した。生前は、男気あふれる人柄で多くの人から支持を得ていたが、昨年11月に体調不良を訴え7ヶ月間の闘病生活の末、惜しまれながらも5月28日に永眠した。
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2015/07/16