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LUNA SEA、ファンに活動継続を宣言「みんなと共に歩くよ」

 ロックバンド・LUNA SEAが28日、結成25周年記念の締めくくりとして自身初の主宰ロックフェス『LUNATIC FEST.』(27・28日、千葉・幕張メッセ)の最終公演を開催した。

ファンに活動継続を宣言したLUNA SEAのボーカル・RYUICHI

ファンに活動継続を宣言したLUNA SEAのボーカル・RYUICHI

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 2日間の狂宴の締めくくりに登場したLUNA SEAは、「DESIRE」など代表曲10曲を披露。ボーカルのRYUICHIは「みんな今夜も最高だった」と感謝すると、「音楽やり続けなきゃいけないと思った。LUNA SEAはみんなと共に歩くよ」とファンにバンド活動の継続を誓った。続けて「俺たちの好きなhideさんの曲!」と叫ぶと、hide with Spread Beaverの名曲「ROCKET DIVE」をカバー。RYUICHIは「hideさん絶対に来てるよ。hideさんの曲を歌ってると背中を押してもらっている気がする」と亡き恩人に思いをはせた。

 LUNA SEAと同じくX JAPANのYOSHIKIのレーベル「エクスタシーレコード」からデビューしたGLAYは、会場全体から鳴り響く手拍子に迎えられて登場し「誘惑」「口唇」など名曲を披露。TERU(Vo)は、「昨日、会場に来てライブ観させてもらったけど、YOSHIKIさんの涙はまずいよね」と、初日に出演し涙を流したYOSHIKIについて感慨深く振り返る。LUNA SEAにインスピレーションを受けて作ったという「月に祈る」を熱唱。続けてHISASHI(G)が影響を受けたというLUNA SEAの「SHADE」をカバーし、観客を熱狂の渦に包んだ。

 初日は9mm Parabellum BulletLADIES ROOMSIAM SHADEらのステージにLUNA SEAのメンバーが乱入してステージを盛り上げたが、この日もコラボレーションが実現。ROTTENGRAFFTYのステージにベースのJが参加し、「This World」を演奏すると、10代の頃にローディを務めていたAIONのステージでは、ベースを渡すためだけにステージに登場。さらに、“大先輩”BUCK-TICKのステージにも現れたJは、今井寿(G)を「先生」と笑顔で呼ぶと、今井もギターをかき鳴らして応える姿にファンから割れんばかりの拍手が巻き起こる。「ICONOCLASM」のセッションでは、ボーカルの櫻井敦司ともにデュエットで歌い上げるなど、メンバー内で最も精力的に動き回った。

 アンコールで出演者がステージ上に集結すると、TERUは「LUNA SEAが頑張っている姿を見てたら涙が出てきた」と明かし、肩を組みながらLUNA SEAの「BELIEVE」を熱唱。最後は会場に詰めかけた3万人のファンと共にジャンプで締めくくると、RYUICHIは「みんなが楽しんでくれるなら、またやりたいね」と次回開催に意欲を示した。

 同フェスにはそのほか、凛として時雨、ROTTENGRAFFTY、minus(-)、KA.F.KA、MUCC[Alexandros]D’ERLANGERが出演し、狂宴を盛大に盛り上げた。

関連写真

  • ファンに活動継続を宣言したLUNA SEAのボーカル・RYUICHI
  • 圧巻のステージを披露したLUNA SEA
  • アンコールでGLAYのTERUら共演者とセッションを行ったLUNA SEA
  • オープニングアクトを務めたLUNACY
  • オープニングアクトを務めたLUNACY
  • 2日間の狂宴を駆け抜けたLUNA SEAのSUGIZO
  • 2日間の狂宴を駆け抜けたLUNA SEAのINORAN
  • 2日間の狂宴を駆け抜けたLUNA SEAのJ
  • 2日間の狂宴を駆け抜けたLUNA SEAの真矢
  • 圧巻のステージを披露したLUNA SEA
  • 『LUNATIC FEST.』最終公演に出演したGLAY
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  • 『LUNATIC FEST.』最終公演に出演したBUCK-TICK
  • 『LUNATIC FEST.』最終公演に出演したBUCK-TICK

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