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未来のCAたちがズラリ 大学でCA就職講座

 大学生の就職活動に変化が起こっている今、大学側も万全の体制で学生たちを社会に送り出そうとさまざまな策を講じている。なかには、女の子の憧れの職業である客室乗務員(CA)になるための就活講座を用意している大学も。企業の研究施設を思わせる豪華な設備を揃えて行われている、“就職活動対策”に密着した。

 関西外国語大学は以前から、さまざまな特別就活講座を用意して、バックアップ体制を整えていたという。外国語大学だけあり、学生たちが目指す職業は外国語を活かせる航空業界やホテル、観光業界など。そのため同大学では一般教養や外国語のほかに、『エアラインビジネス』『ホテルビジネス』『ツーリズム』『ホスピタリティー』などの就活対策講座を用意しているという。

 取材に訪れた日、2012年9月に設置された特別教室では、航空会社向けの就活講座『エアライン受験対策』が行われていた。教室内には空港のチェックインカウンターやモックアップと呼ばれる航空機の客室、ホテルのカウンターが。CAやGSの職場を体感できる環境が整っている。大学の専門科目とは違った課外講座になるが、その内容は専門の講師を招き、週に1回、全11回行われるという本格的なもの。身だしなみやマナーの指導、各航空会社の企業研究、自己分析、模擬面接などを実施する。

 元CAでCA養成の経験も豊富なうえに、キャリアカウンセラーの資格も持っているという同講座講師の木野本美千代さんは、就活戦線勝利のポイント「企業は、型にはまった人よりも、のびやかな人間力の高い人を選びます。そのために、自己分析をしっかり行い、自分自身を表現することが就活成功のポイントになる」と語る。JAL、ANA共にCAの語学力についてTOEIC600以上を求めているが、同大学でCAを希望する学生たちのTOEIC平均は700以上。語学力の資格としては十分だが、それだけで合格できるほど就職活動は甘いものではない。実際、CAの就活では最後のひと押しも必要になるそう。「今のCAやGSには、一般企業の総合職に求められるようなスキルが求められているんです」(木野本さん)。

 そんな“リアルな就活現場”を想定し、学業と並行して就職活動対策を行っている学生たち。就活解禁日が後ろ倒しになっても皆、事前準備は“早め”に行っているようだ。



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