喉頭声帯がんで治療していた音楽プロデューサーのつんく♂が4日、母校・近畿大学(大阪府東大阪市)で行われた『平成27年度入学式』にサプライズ登場。昨年10月にがん再発を公表後に初めて公の場に姿を見せたつんく♂は、手術により声帯を摘出し、声を失ったことを明かした。
この日、黒のスーツに身を包み、入学式のフィナーレに登場したつんく♂。「入学おめでとうございます」と文字がスクリーンに映し出され、司会がつんく♂の祝辞を代読した。そして「なぜ、今、私は声にして祝辞を読み上げることが出来ないのか…それは、私が声帯を摘出したからで、去年から喉の治療をしてきましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出するより他、ならなかったから一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」と伝えた。
「また振り出しです」と続けた手紙では「そんな私に、『今年も近畿大学の入学式のプロデュースをお願いしたい!』と、この大学から依頼がありました。その時は思いました。ああ、この大学を卒業してよかったな。こんな私がお役に立てるなら『精一杯頑張ろう』そう思いました」と今回の仕事を引き受けたことを明かした。
そして「私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事を考えながら生きていこうと思います」と決意。「皆さんもあなただから出来る事。あなたにしか出来ない事。それを追究すれば、学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりは無理なんだという人生が待っていると思います」とエールを送った。
つんく♂は、2014年3月にがんを公表し活動を休止。同4月の同校入学式のプロデュースを初めて担当した。しかし、式当日は治療のため出席を断念し、映像で祝辞を寄せた。9月に「完全寛解」と発表したが、約1ヶ月後に再発を公表していた。
この日、黒のスーツに身を包み、入学式のフィナーレに登場したつんく♂。「入学おめでとうございます」と文字がスクリーンに映し出され、司会がつんく♂の祝辞を代読した。そして「なぜ、今、私は声にして祝辞を読み上げることが出来ないのか…それは、私が声帯を摘出したからで、去年から喉の治療をしてきましたが、結果的に癌が治りきらず、摘出するより他、ならなかったから一番大事にしてきた声を捨て、生きる道を選びました」と伝えた。
「また振り出しです」と続けた手紙では「そんな私に、『今年も近畿大学の入学式のプロデュースをお願いしたい!』と、この大学から依頼がありました。その時は思いました。ああ、この大学を卒業してよかったな。こんな私がお役に立てるなら『精一杯頑張ろう』そう思いました」と今回の仕事を引き受けたことを明かした。
そして「私も声を失って歩き始めたばかりの1回生。皆さんと一緒です。こんな私だから出来る事。こんな私にしか出来ない事。そんな事を考えながら生きていこうと思います」と決意。「皆さんもあなただから出来る事。あなたにしか出来ない事。それを追究すれば、学歴でもない、成績でもない、あなたの代わりは無理なんだという人生が待っていると思います」とエールを送った。
つんく♂は、2014年3月にがんを公表し活動を休止。同4月の同校入学式のプロデュースを初めて担当した。しかし、式当日は治療のため出席を断念し、映像で祝辞を寄せた。9月に「完全寛解」と発表したが、約1ヶ月後に再発を公表していた。

2015/04/04