女優の榮倉奈々と知英が2日、都内で行われたアニメ映画『名探偵コナン 業火の向日葵』（18日公開）完成披露試写会舞台あいさつに出席した。イベントでは主人公で声優・高山みなみが演じる江戸川コナンと、彼のライバルで山口勝平が演じる怪盗キッドが『お花見に誘う告白』でせりふ対決。劇中で声優を務めた榮倉、知英と主題歌「オー！リバル」を担当するポルノグラフィティ・岡野昭仁、新藤晴一から勝者に選ばれたコナンくんに、女性2人からほっぺにチュー”のご褒美が贈られ、会場を沸かせた。

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　523本のひまわりで彩られたステージの中央にコナンが立つと、その場で高山が吹き替え。「大丈夫だって。心配するなよ。花見の会場なんてそうそう起きるもんじゃない…」「そこをまっすぐ行ったところに大きな桜があるから待ってろ！　俺がくるまで絶対に動くんじゃないぞ！」と本編さながらの“事件発生”を思わせるせりふで、爆笑を起こした。

　一方、山口は「またいつか、あなたと2人でお花見をしたいものです。世紀末の鐘の音が鳴り止まぬうちに」とミステリアスに熱演。榮倉は「2人ともかわいかったけどコナンくんの方がキュンとしたかな」と微笑み、知英も「コナンくんなら、30分でも1時間でも待てる」とメロメロ。コナンは「僕まだ小学生だけどいいの？」とおどけながらも、2人からリップの痕が残るほど熱烈キスを受けると「きょうは顔を洗いません！」と感激していた。

　人気アニメの劇場版シリーズ19作目となる同作では、巨匠ゴッホの名画『ひまわり』をめぐる華麗な芸術的ミステリーを描く。榮倉は絵画鑑定士・宮台なつみ役、知英は応援ゲストとしてレイクロック美術館キャスト役を務めている。この他、毛利蘭役の山崎和佳奈、毛利小五郎役の小山力也も登壇した。