アニメ&ゲーム カテゴリ
ORICON NEWS

ジブリ・鈴木敏夫Pに“特別賞” クールジャパンに貢献

 デジタルメディア協会は2日、優秀なデジタルコンテンツ等の制作者を表彰する『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘14/第20回記念AMDアワード』で、スタジオジブリのプロデューサーとして数多くの優れたアニメ作品を手がけた鈴木敏夫氏に「20周年記念特別賞」を贈ることを発表した。宮崎駿監督作品などを劇場公開だけでなく、DVD等クロスメディア展開を通じて世界中に広げたとして同賞を贈り、長年の貢献と功績を称える。

『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘14/第20回記念AMDアワード』より「20周年記念特別賞」が贈られれるスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON NewS inc.

『デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー‘14/第20回記念AMDアワード』より「20周年記念特別賞」が贈られれるスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー (C)ORICON NewS inc.

写真ページを見る

 第20回の節目を迎え、「20周年記念特別賞」と「20周年記念ソーシャルインパクト賞」を新設。「ソーシャルインパクト賞」としては、地域製品の販促、イメージ向上、訪問者の増加など、大きな経済効果を生み出している「ご当地キャラ」を表彰する。

 毎年恒例の年間コンテンツ賞「優秀賞」作品9作品(コンテンツ及びサービス)、「江並直美賞(新人賞)」、「リージョナル賞」の受賞者及び受賞作品も同時に発表。小学生女子を対象に、データカードダスや玩具、アニメなどを展開する『アイカツ!〜アイドルカツドウ!〜』や、玩具やアニメ、書籍、映画等でも社会現象を巻き起こし、2014年を代表するタイトルとなった『妖怪ウォッチ』、国民的キャラクターを初めてフルCGアニメ化し、興行収入83億円の大ヒットを記録、世界60の国と地域での公開も予定されている『STAND BY ME ドラえもん』、4人組ロックバンドSEKAI NO OWARIのARENATOUR2014「炎と森のカーニバル-スターランド編-」などが選出されている。

 今回は、2014年1月1日より12月31日の間に発売・発表された、最新のデジタル技術を駆使して制作された国内のデジタルコンテンツ及びサービスが対象となっている。「優秀賞」の中から「大賞/総務大臣賞」及び「AMD理事長賞」が選定され、今月16日に都内で開催される授賞式で発表される。

■年間コンテンツ賞「優秀賞」

●アイカツ!〜アイドルカツドウ!〜/バンダイ、サンライズ
●SEKAI NO OWARI ARENATOUR2014「炎と森のカーニバル-スターランド編-」/TOKYO FANTASY
●Ingress/ナイアンティック・ラボ
●王様のブランチ「TBSぶぶたすアプリ」/TBSテレビ
●STAND BY ME ドラえもん/「STAND BY ME ドラえもん」製作委員会
●SmartNews/スマートニュース
●チームラボ踊る!アート展と、学ぶ!未来の遊園地/日本科学未来館、チームラボ、日本テレビ放送網株式会社、BS日テレ
●妖怪ウォッチ/レベルファイブ
●RICOH THETA(m15)/リコー

■江並直美賞 (新人賞)=藤本実氏

「LED博士」と呼ばれ、「インタラクティブダンスパフォーミングシステムLighting Choreographer」を、自らのブレークダンス経験とシステム技術、プログラミング技術を組み合わせて開発し、EXILEを筆頭とするプロのパフォーマーに提供、新しいデジタルアートの世界を切り開いた。

■リージョナル賞=魅力ある愛媛の演劇コンテンツを海外へ〜新たなビジネス展開と文化芸術の交流に向けて〜/愛媛CATV

愛媛県東温市にある「坊ちゃん劇場」にて上演された、奇想天外歌舞音曲劇『げんない』。日本初の地方舞台劇映画、『げんない』映画版として、舞台とは一味異なる映像作品としての新たな魅力を披露し、仏カンヌで開催された国際映像コンテンツ見本市『MIPTV』にブース出展するなど、地域芸能文化を積極的に世界に向けて発信した。

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

 を検索