契約している自動車が交通事故などのトラブルに遭った際に、運転者や同乗者を対象に補償されるのが「搭乗者傷害保険」と「人身傷害補償保険」。補償対象は同じだが、実は異なるポイントがある。最も大きな違いは、“保険金の計算方法”だ。 まず、「搭乗者傷害」は、あらかじめ定められた金額が支払われる「定額払い」となっている。ケガに関する支払いにおいては、入院や通院の日数で保険金額を決める「日数払い」と、ケガが生じた部位や症状別に定められた保険金を受け取る「部位・症状別払い」があるが、いずれかのみの保険会社もある。
2015/02/07